見出し画像

始めての体験~イード・アル・アドハ~

今年は7月8日~12日の期間で行われました!

イードとは?

イスラム教で定められた祝祭。ラマダン(1か月の断食)の終了を祝います。日本語では犠牲祭と訳されていますね。

この祭では、お金に余裕のある人が羊や牛などの動物を買い、貧しい人々や近隣の住民に分けていただきます。

イード前にヨルダンに到着したのですが、空港から市内に向かっている際に大量の羊がある小屋に集められているのを見かけました。🐑
屠殺される羊たちには赤いスプレーでマークがつけられるそうです。

アパートの前で

ある日、アパートの外から羊の鳴き声がしました。
普段耳にしないので、何事かと窓から外を見ると、赤いマークがついた羊が家主さんと追いかけっこをしていました。

”イードだ!”

まさか私のアパートの前にあるお家で屠殺が行われるなんて…非日常の出来事に驚きました。
屠殺する瞬間は見なかったのですが、夕方窓を閉める際に家に目を向けると
血まみれになった床を掃除している家主さんがいました。

お子さんたちもいらっしゃったので、ご家族みなさんで協力して行ったのでしょう。普段口にする食べ物は、当たり前ではない。
自分で処理をすることで、改めて命の大切さに気付くことができるのだと思いました。

命について考える

当たり前のようにスーパーやお肉屋さんで、簡単に手に入るお肉たち。
私たちの生活にとって欠かせず、畜産業の方が処理をして頂いてます。
陳列しているお肉は、ただのお肉の塊ではなくて、誰かの命であったこと。
命をいただくことの大切さを改めて気づくことができました。

毎日ご飯を食べれるって、幸せなことですよね(^^)

命をいただくことに、感謝を込めて!
いただきます。ごちそうさま。

おやすみなさい**
Hitoikiより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?