わたし、具合が悪かった……らしい。
昨日のわたし、気づかぬうちに、知らぬ間に、具合が悪くなっていた……みたいだ。
“ヤバい”と自覚するまでにかなりの時間が掛かった。全く気づかなかった。
今振り返ると、真綿で首を絞められるって、気を失う前って、召される前って、ひょっとしてこんな感じなのかなと、思った気はする。でも具合が悪いとは気づかなかった……。だいぶ元気が戻ってきてから気づいた。
今思えば、昨日はずっと頭の中に薄い霧がかかったような感じがしていた。見えそうで見えない、今日が何日か、ここはどこか、分かるようで分からない。ものすごく頭も心もふわふわしていた。
自分の意思と関係なく、勝手に自分の電源が切れそうな感じが何度もしたり、音のボリューム調整が出来なくなった。
それでも具合が悪いとは思わなかった。
そして1番困ったし、どうしてここで気づかなかったの?と思うのだけれど、少しずつ思ったように全く身体が動かなくなっていた。
自分の身体なのに、思い通りに動いてくれない。動きたいのに動けない。奥底の自分は泣きそうになっていて、怖い怖い怖い!!!と叫びたくなっていた。
それなのに、ものすごく怖いのに、ふわふわとした安らかな気持ちが、シュッとスプレーされたかのように漂ってきて、表面のわたしは「ま…いいか、なるようになれ」と思っていた。
そんなこんなで具合が悪いとは思っていなかった……もう意味不明。
具合が悪かったことに気づいたのは、仕事帰りに焼きそば味のベビースターラーメンを買って、家まで待てずに食べながら帰っていた時。
遅いし、なんでやねん?!だし、話せば長くなる。そして理解していただける説明ができる気が全くしません。というわけで、肝心なところは省略!!
とりあえず今は元気です。あれはなんだったんだろうと思い返す余裕があります、とにかく無事です。幸いに生きています。
ああならないように、色々気をつけなきゃと思いました。
おーしまい