【2024】衣装を作る話⑤
サンプルを待っているタイミングでドリームさんから一本電話が。
「千早なんですが、11年と16年の千早が少しパターン(型)が違っていて、どっちがいいか聞きたくてですね」
「おおお、忘れていました16年も千早でしたね!」
「すぐ行きます!」ということで、16年の衣装を持参してドリームさんへ。
「確かに違いますね」
「11年の方はもう昔なので誰がどうしたか分からないんですけど、肩落ちになってるんですよ。洋服みたいな感じで」
「ほんまですねぇ、全然覚えてないですね・・・・笑」
「どっちでもできますけど、どちらがいいかと思いまして・・・・」
説明しよー!
肩落ちの洋服最大のような千早は首元に少し余裕ができて、いわゆる「抜き襟(後ろ側に少し広がる)」の形になります。
どちらがいいか。どちらでもいい気もするけど、、、、
「11年の形は、いまはうちではやってないですね。どうしてこうなってるのか分からないですが・・・・」
「他のチームは大体、真っ直ぐですよね?」
「そうですね、あんまりやらないですし、私は初めて見ました笑」
「珍しいんだ笑」
こういう時、’ひとひら’では常々『尖ってる方を選ぶ』を心がけています。もちろん機能的な衣装であることは大前提で、どっちが”攻めてる”かを選考基準にしているわけです。
「11年型にしましょう。洋服的な和装は、去年もスカートでそうしたように、最近のチームカラーになっているとも思うので。それに抜き襟の方が、雨が降ったり風が吹いたりした時にダメージが少なそうな気がするんですよね。内着と同じ形でない方が分離が良くなるんじゃないかと」
「なるほど。そうかもしれないですね」
「それに、チームとしては数年に1度『衣装シャッフル年』をやるんですよ。その時に差が出る”パーツ”が欲しいというのもあります。16年の千早もかなり独特だけど、今年も今年でキャラクターが欲しいかなと」
・・・・・というやりとりをひとしきり、千早は11年の形でサンプル制作を進めてもらうことになりました。
だいぶ完成に近づいてきました!
【2024年度踊り子募集中!】
↓とりあえずこのnoteを読めばどんなチームか掴めるはず!
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