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一冊文庫という素敵な企画。喫茶ファロさんにて。
江別市のJR野幌駅前に「街の灯台 喫茶ファロ」という居心地の良い喫茶店があります。
私は本の仕入れや記事を考えるときにお世話になっているんですが、ここでは本好きにとって気になる企画をやっています。
それが「一冊文庫」。
ルールは簡単。置かれている一冊と、持参した一冊をメッセージを添えた上で交換するというものです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157822790/picture_pc_bfc9e972473070dbea8d30080292410d.png?width=1200)
最初に訪れた時からずっと気になっていたんですが、本日ついにこの企画に参加してみました。
私が持参したのは田中芳樹の『七都市物語』。本日の一冊文庫に置かれていたのはサン=テグジュペリの『星の王子さま』。奇しくも星繋がりで内心くすりとしてしまいました。
(中身の雰囲気は対極といえるほど違いそうですが)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157823389/picture_pc_0d1f762a29cb733f38ec84788e24a99e.jpg?width=1200)
交換をお願いした際に店主さんとも少しお喋りをさせてもらって、もう100冊の交換を超えた一冊文庫の逸話も楽しかったです。
添えられたメッセージも家に帰って開封。本に相応しい詩的な言葉が添えられていて、本屋のポップみたいなメッセージを書いた自分は「真似できない…」と少し落ち込みました(笑)
達筆な雰囲気から前の持ち主はなんとなく年配な方でしょうか。想像を巡らす時間もなんだか豊かな時間です。
さて、実は本屋さんをやっているのに私はこの世界的なベストセラーを未読です。
せっかくなのでこの機会に、じっくりと味わおうと思います。