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努力が足りないから何をやってもダメだと言われていた時代からの脱出

がんばれ!がんばれ!

気合だ!根性だ!

と言われてきた。

上手くいかないのは、がんばっていないから。

努力が足りないからと。

自分なりにがんばっていても、それが他人から見た「成功」でなければ、がんばったことにはならなかった。

その中で、他人を蹴落としても自分だけは「成功者」となろうと必死だった。

だから、人が苦しんでいても見て見ぬフリ。

いや、フリではなく気がつかないのだ。

そんな中で、ついていけない人は「ダメ人間」の烙印を押される。

わたしは、真っ先に「ダメ人間」と評価されていた。

でも、それで結構だった。

誰かにダメだと言われても、自分ではそれで良いと思っていたし、希望があった。

だから堂々としていられた。

それが、何度も何度もダメだダメだと言われ続けて、夢が叶わなかった時、初めて人からの評価は本当だったと絶望した。

それから、人の評価が自分の価値で、自分は何をやってもダメな人間なのだと思って生きてきた。


時代から大きく変わり、人の価値観も大きく変わってきた。

働き方やお金の価値、生き方も自由だ。

目に見えるものや成功よりも、目に見えない知恵や知識などに価値をおくようになってきた。


もう一度、自分が大切にしてきた思いや願いを見つめ直し、飄々としながらも、凛として立っていたい。

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ひとえ
感謝いたします。