お戻りになるのは難しいのでしょうか?
昨年、終了したパート先の人たちが、わたしに戻ってきて欲しいと言っているらしい。
「元気かな?」
「何しているのかな?」
「戻ってきてくれればいいのに」
など、会社の事務所内で交わされているのだそうだ。
ビックリだ。
勤務していた時は、わたしは仲間ではなかった。
仲間だったけれど、正社員とパートとして線を引かれていて淋しい想いでいっぱいだった。
多分、それは今も変わらないと思う。
でも、必要としていてくれたことは事実だ。
たとえ、自分たちが楽をしたいからという下心があったとしても。
辞める時に、責任者は「わたしたちは、いつでも戻ってきてくださることを待っています」と言ってくださった。
しかし、どうやって戻れば良いのか分からない。
と言うか、そんなふうに思っていてくださったとしても働くのは辛いと感じる。
贅沢だと言われれば良い返す言葉もない。
だが、あの時のシンとした冷たさと淋しさを想い出すとギュっとなる。
2023年4月6日。
てんびん座の満月。ピンクムーンだ。
桜に圧倒されて目立たないが、オウバイもひっそりと美しい。
今日も佳き一日を。
感謝いたします。