2023年を振り返って
2023年が終わろうとしている。
このnoteを始めたのは去年らしい。なんで始めたのか、あんまり覚えていない。最初に投稿した記事に何か書いてないかと読み返そうとしたが目眩がしたのでやめた。過去に自分が書いたものを読むのは苦手だ。
取り敢えず記憶を辿る。たしかノクチルなど好きなものについて書きたいと思っていた気がする。だが、結局全然書けていない。ノクチルはともかく、それ以外のことは一切書いていない。書く気もあまりない。
一応「天塵」の紹介記事を書くことはできた。ただ、紹介ということにこだわりすぎて、あまり自由に書けなかった気がする。もっと細かいことに触れたり、個人的な話を出したりしても良かったかもしれない。もっとも少しだけそういう話も入れているので、逆に紹介記事として上手くいっていないのではとも思う。あと、『目的への抵抗』を取り挙げたのはそういう批評へのチャレンジだったのだが、取り上げ方からしてだいぶ雑だった気がする。
あと、今年は初の合同誌に参加した。シャニマスのキャラでミステリーを描く、というものだ。ここで書いた作品についても、反省しようとすれば色々と後悔することはあるのだが、あれはあれでいいことにしよう。終わったものは仕方ない。次に生かすための振り返りは必要だが、完成した作品はもうそのままでいいことにする。
それに、合同誌をきっかけに色んな人と交流できたことはよかった。決して一人よりもみんなといる方が良い、とは思わない。というかそんなに話し込んだわけではない。でも楽しかった。いま、あの分厚い完成品を本棚から取り出してみた。完成したのは今年の秋くらいのはずなのだが、随分前のことのように思える。
現在新たな合同企画にも参加している。そちらについても完成、発売する頃に感想記事を書きたい。
シャニのライブは沢山行ったが、一番印象に残っているのは5thだろう。演出、構成については賛否あるが、僕はday1の先の見えなさが好きだ。セトリも、終わりを想起させる演出も現地でゾクゾクしていた。制服ノクチルの「今しかない瞬間を」は、そういう不安を超越したところで、輝いていた。
私にとって特別なものは三つ。ノクチル、ポケモン、ブギーポップである。今年は数年ぶりにブギーポップの新作『ブギーポップは呪われる』が発売された。ちなみに発売されたのは9月なのだが、同じ月にポケモンのDLCとノクチルの新曲が出た。これ以上濃密な一ヶ月はないだろう、と思った。もっとも三つとも月の前半に固まっており、休みを利用して一気に楽しみ終えてしまったので、実際濃密だったのは数日間だったのだが。
その三つについても色々と振り返って書いていく、と言いたいところだが、書き始めると年内にこの記事が完成しないのでやめておく。そのためにnoteを始めたはずなのだが、まあいい。正直書く体力もない。
最後にこの三つ以外で読んで特に印象に残った本や映画などを軽くメモしておく。出版年数を省略していたりと、色々雑だがご了承を。
本
浅田彰『構造と力』
今道友信『美について』
エリック・ホッファー(柄谷行人訳)『現代という時代の気質』
郡司ペギオ幸夫『創造性はどこからやってくるか』
シュペルヴィエル(永田千奈訳)『海に住む少女』
保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』
真木悠介『時間の比較社会学』
漫画
つるまいかだ『メダリスト』(これは去年から読んでいる。今年発売された8巻、9巻が本当に素晴らしかったため、ここで挙げさせてもらう)
テレビアニメ
ぼっち・ざ・ろっく!
輪るピングドラム
映画
PSYCHO-PASS PROVIDENCE
太陽を盗んだ男
ダンサー・イン・ザ・ダーク
パーフェクトブルー
パッション(ゴダール)
ベルリン・天使の詩
ぼくたちの哲学教室
リズと青い鳥
その他
FGO キャメロット、アナスタシア、セラフ(アメリカ編で止まっていたのを数年ぶりに一気に進めた。アナスタシア以降はほとんど進めていない。次に触れるのは何年後になるのやら)
「ラテンアメリカの民衆芸術」国立民族学博物館の特別展
チキンジャンバラヤ(今年初めて食べたが、辛くて非常に美味しかった)
それでは、良いお年を。