生きてく上で必要なチカラ
って、なんだろう。
たまたま出てきた広告の言い回しが強気だなぁと思って、友達に話を振ったのがきっかけだ。
「通いやすい授業料」って自分で言い切るのなかなか強気やなって思ったけど先輩ママ曰く、確かに安いんだって。こういうものの相場は1～2万くらい、1万円切ってたら安いって言われた。なるほど理解。しかしあれだな、そう聞くと、「うちの子の為に必要だからあれもこれも習い事をさせて」ってやれる親御さんたち、お金持ちやなぁ……（しみじみ）。
まぁ私はまだ我が子の習い事は考えてないのでそれはそれで良いのだけれど、その時ついでに「5つのチカラってなんだろ」でもちょっと盛り上がった。
早々に「経済力とか？」が出てきたのは笑った。いかにあざとくおばあちゃんからお年玉をせびれるかで良い？（笑）
その時はそんな笑い話で終わったけど、会話が終わってからじんわりと考える。そういえば、我が子が生きていく上でどんな力を伸ばしてあげたいとか、どういう子に育ってほしいとか、あんまり考えたことねぇな。
「とりあえず健康に幸せに生きてくれればいいよ」という根本的な姿勢は変わってないんだけど、そろそろそういう方針的なものもチラッと考えていい時期かもしれない。生まれた直後はそういうの考えてる余裕ないよね。2歳目前の今なら、考え始める時期なのかもなぁなどと。
とりあえず、列挙していこうか。
今の時代、生きる上で何が大事だろう。
えーと。『コミュニケーション能力』。
令和のこの時代でと考えた時に、最初に出てきたのこれ。
愛嬌とかもそうだし、お喋りできるかどうかもそうだけど必要な時に黙っていられるかも含まれる気がするし。「空気を読む力」とかもそれよな。あれ難しいんだよな……私も昔っから空気読めないって言われる方で。なんか長く仕事してるうちに、突然「えっ、ひとでさんが空気読めないはずないじゃない（笑）」って言ってくれた人がいて、めちゃめちゃ嬉しいって思うと同時に（でも結局何をしたら空気が読めるようになったとか、そういうコツは全くわからないままだな……？）って首を傾げたのを覚えている。尚、1年くらい前に「ひとでさんは不思議ちゃんだから」って後輩から言われたので、まだ本当に空気が読めるようになったのかは怪しい。後輩から不思議ちゃんって言われる35歳、嬉しくはないな……ふ、ふしぎ……？(戸惑い）
結局相手の気持ちを想像する力とか、状況把握能力とか、そういうものを総合して『空気を読む力』って言ってる気がするけど。常に空気を読み続けて潰れちゃう必要はないんだけど、「空気が読めない」と「空気は読めるけど必要に応じて読まない」は全然別物だから。読めるようにはなった方が、多分生きやすい。かなり。
上記の『経済力』とか、こういう時列挙されがちな『学力』『語学力』みたいのも大事だと思うんだけど、そのへんはなんか、他の能力を伸ばす中で付随して付いてくるべきものというか。
「学力を伸ばす」というより「勉強というレベル上げをいかに楽しむか」とか「色んなことに好奇心が向けられて学びたいと思うか」みたいな、そういう話の方が大事だと思うんだよ私は。勉強って基本的に手段だからなぁ。「とりあえず伸ばしておく」を目的にしちゃうと、多分つまらんのよな。
あっでも、『体力』はつけてあげたい気がする。
心の体力と身体の体力、どっちも必要なんだけど、いざ「これがしたい！」ってなった時に体力がないと動けないんだよね。今の娘ちゃんは毎日何時間も散歩がしたい子だから、これ以上体力つけなくえぇやろ感もまぁ……ありますけども……（）。
後はあれかなー。『発言力』。
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、って言うとみんな自然と某4文字を思い浮かべてくれると思うけど、娘には言いたいことはきっちり言える子になってほしい。勿論なんでもかんでも言えばいいってもんじゃないけど、それはいずれ娘の身を守ってくれるはずだ。
しっかり主張して生きてほしい。
なんだろうねぇ、「優しい子になってほしい」とか「いつでも笑顔な子でいてほしい」とかは色々あるんだけど、それを「〇〇力」とまとめるのもまた難しく。「女子力」は……またちょっと別というか……。
あっでも、「聖☆おにいさん」で「女子力……？神通力の一種かな」「多分ブッダはもう持ってる」みたいな会話あったな。神通力はあるといいかもしれないな……月8800円で神通力が身につくなら、通わせる価値はあるんですけど結局5つのチカラは何なんだろうな（笑）。
どう身に付ければいいものかわからんけど、「運」はいいと良いね。
とりあえず「人徳」増やしていこっか。多分それに付随して、色々恵まれた子になれると思うよ。