見出し画像

嫌いな人

職場に嫌いな人がいます。されたことを詳しく書くのは控えます。

彼女は無理や我慢をしないでやりたいことをやるリーダータイプの人間です。頼りになりますが、人を巻き込み仕事を増やす少し困る性格だと認識していました。

物の価値がわからず、ばれないと思い自分のことをゴミ箱みたいに扱ったことを皮切りに私は彼女と共生する道を探しています。

まずは何かしら読まなければと思い角川文庫さんが出している「ひとを<嫌う>ということ」を読みました。

嫌いは自然な感情で、酸いや苦味を理解すると人生はより深くなる。人が嫌いでいいんだ。嫌いを表に出していいんだという本です。

著者の言ってることは正しいと思います。嫌いになる8つの段階に分析してるのは面白いです。

ですが、冗長で大事なところが分かりにくい文章でした。また、お金を払って偽善者といわれて、弱者として著者を嫌いになりました。

加えて、[嫌いの美学]が私の中であるから嫌いの弾を嫌いな本人へ撃ち込んでいいという考えが受け付けませんでした。

そのやり方でコミュニティから追い出された人をみましたけど、お互いだけじゃなく第三者まで不快でした。

私の人の嫌い方はまず相手が嫌いだという決断はすぐに出さない。自分が悪いのか相手が悪いのか事実だけを整理する。相手の嫌いなところは遠回しに伝える。改善されない・できない場合は相手とはなるべく距離をおく。相手のいいところに気づけばそれはしっかり伝える。相手が困っていたらくそっと思いながらも助ける。

嫌いまたは嫌いかもしれない相手と関与し続けて、共生できる道を探すのが私の嫌い方だと自覚しました。

20代後半になると生き方のスタイルが確立されるようです。正しいとか正しくないとか関係なく筋を通して生きていきたいこの頃。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

訪れていただきありがとうございます。サポートいただけたら本や趣味の開拓、料理の材料費に使いたいです。