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ナイトメア「NOX:LUX」

2022年3月16日にリリースされた「NOX:LUX」は、ナイトメアとしては7年ぶりとなるフルアルバムでした。
とても期待していたんですが、そんな期待を軽く超えていく傑作を彼らは用意してくれていた!😭✨
そんなアルバムに感化され、1曲ずつイラストにしたのがこちらです(シングルは除く)


M1「Night Light」

M1「Night Light」

アルバムの世界を開く1曲目。
ナイトメアの新しい可能性をしょっぱなから見せつけられました。
ライブで世界観に浸りながら演奏している咲人さんの様子がとてもよかった…。

最初はゾジーさんがランタンをかざす構図も考えましたが、「夜の光」「星の光」というイメージから最終的にはこんな感じに落ち着きました。


M2「Re:Do」

M2「Re:Do」

2009年リリースされた「majestical parede」というアルバムに「Can you do it?」という曲が収録されていたのですが、この曲はそのアンサーソングのような位置づけです。
折に触れて繰り出される咲人さんのこういう試みはとてもうれしい。

なので、この企画を考えたときからこの曲は過去とのリンクを決めていて、こんな感じになりました。
…みんなびっくりするほど歳取らないよね…表情は大人になったな~と感じますが😊

「Re:Do」のMVは公式チャンネルで見れるのでぜひ!
Can you~のMVも見てほしいけど、公式にシェアできるものがなかった…😅


M3「cry for the moon」はこちら!


M4「Last note」

M4「Last note」

大人の香りがする瑠樺曲。
シングル「Rem_」のc/w曲として「love addict」って曲があって、最初に聴いたときそれを思い出したんですが、その後、インタビューで瑠樺さん自身がそのことに触れていて「やっぱりな~」と。

止まらず回る時計の針を背景に、手の甲にうっすらと「残り香」があるイメージで描いています。


M5「RAD DREAM」

M5「RAD DREAM」

THE柩!という感じが全開の楽しい曲です!
曲はもちろん、歌詞がとても柩さんらしくてGREMLINS(柩さんのソロプロジェクト)に通ずるものがありますが、それがこの5人でやることでしっかりナイトメアの曲になっている。

ピエロ描くのが大変だったけど、柩さんの表情は結構うまく描けたんじゃないかな…と自負しております。


M6「極上脳震煉獄・弎式」

M6「極上脳震煉獄・弎式」

ジャイシリーズに続く咲人名物・極上シリーズの第3弾。
イントロから頭を持っていかれる激しい曲です(笑)
途中ソロ回しがあるんですが、メンバーそれぞれの個性が出ていてとてもよいのでぜひ聴いてください!
あと、みんなにやってほしいと咲人さんが入れたクラップの部分!
まさかご本人もやるとは思わなくて(しかもはからずも柩さんとの共演)、頭を抱えたツアーファイナルが懐かしいです(笑)

勢いでガーッといく感じの曲なので、世界観というよりは構図のまとまりを意識して描きました。


M7「Deadass」

M7「Deadass」

ナイトメアのアルバムには欠かせないちょっと重たい曲です。通常盤のみ収録。
咲人さん自身もおっしゃってたけど、こういう曲がある意味いちばん咲人さんらしいのかもしれない。

希望が見えない曲すぎて、なかなか構図が思い浮かばなかったんですが、何度か聴いてみるうちに「その希望を見るために自らを犠牲にする」ってことなのかな…とも思うようになって、こんな感じになりました。


M8「レゴリスの墓標」

M8「レゴリスの墓標」

最初これが新弥曲と聞いてとても意外だったんですが、聴き進めたらちゃんと新弥さんの匂いがあった。
咲人さんとの共作っていうのもあって、なかなかハイブリッドな仕上がりだな~と思います。
聴けば聴くほど好きになってきた名曲。

「レゴリス」ってなんだ?というところから調べ始め、なんとか形に。
背景は、明るいけど暗い砂漠のイメージです。
煙草を吸っていただいてるのは私の趣味です(笑)


M9「ink」はこちら!


M10「ピラニア」

M10「ピラニア」

これぞ瑠樺曲!といった感じ。
ゾジーさんの歌い方がとてもいいんだな~そしてリズム隊の暴力的なまでの圧。最高。

「レゴリスの墓標」「ink」でちょっとだけ見えたはずの希望がこの曲でまた見失われてしまい、
ただただ深く沈んでいくだけの哀しみみたいなものが描けてたらいいなぁ…と思ってます。


M11「シュレーディンガーナイフ」

M11「シュレーディンガーナイフ」

このアルバムで個人的にいちばん好きな曲。最初に聴いたときから不動の1位です。
曲はもちろんながら、歌詞がとても咲人詞。こういう訳の分からない曲(褒め言葉)は咲人さんにしか作れないし、ナイトメアでしかやれないよなぁと。ライブもとてもカッコよかった…✨

とことんまで希望がなくて、個人的に「ピラニア」とは兄弟みたいなイメージがあるので、イラストもその雰囲気を持たせて描きました。


M12「Sinners」はこちら!


M13「Day By Day」M14「Darkness Before Dawn」

M13「Day By Day」&M14「Darkness Before Dawn」

コンポーザー組共作の2曲。この2人の真骨頂という感じですごい。
そもそも、2020年にDarkness~を聴いた時点で「なんという名曲なんだ…」って震えあがるほど感動してたんですね。
そしたらその後、インタビューで咲人さんがこの曲に込めた想いをとか熱意を知って、やっぱり作った人の想いって絶対伝わるんだよなってさらに感動した。

曲を作ったことで想いを使い果たした咲人さんが歌詞を託したのが瑠樺さんというのも大変エモいし、その後アルバム収録にあたって「Day By Day」の構想が出てそれも瑠樺さんと共作したというのもほんとに…言葉には言い表せない🤦‍♀️✨

Re:Doと同じく、この2曲も最初からこの構図でというイメージがしっかりありました。
咲人さんが想いを込めた曲(=音符)を瑠樺さんに託して、瑠樺さんはそれを受けて書いた歌詞(=羽ばたいた蝶)を咲人さんに返したってイメージです。


…というわけで、イラストをまとめがてら書きたかった制作秘話(というほど大げさなものでもない)もまとめながら、しっかり宣伝もさせていただきました(笑)
本当に良いアルバムなので、今からでもたくさんの人に聴いてほしいです。
どうやら追加のアルバムツアーもあるかもしれないので!!❤

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