ちょっと一休みします
今、少し暗がりの中を彷徨っています。正確には暗がりを抜けようともがいている時期。からだは元気だが、心が仕事へと向かわない。そんな状態です。
自分のできなさに嫌気が差し、必死に食らいつこうとしてはまた離され。周りが優しいからこそ自分に不甲斐なさを感じて。そして仕事に手がつかなくなり一旦、お休みすることにしました。
色んな病気のことを調べ始めたり、目の前の仕事にて手がつかなかったり。危ない兆候はありまして。その時に周りに休んだほうがいいよと言ってくれる人がいたことが救いでした。
命のほうが大事
休むなんて甘えだという人もいるかもしれないけれど、そんな声は一旦無視します。自分の命、健康、将来のほうが大事ですから。たしかに、からだはある程度元気だから多少の罪悪感はあるけれど、元気でなくなってしまっては遅いのだと思います。
仕事が第一優先って人はやっぱり多いけど、前提として、仕事は自分の人生を豊かにするためにある。その順番は絶対に間違えてはいけません。当たり前のことだけれど。
何もせず立ち止まるとき
こうやって休みをもらって気づいたのですが、これまでの人生を振り返って、何もせず立ち止まっていた瞬間などあったでしょうか。幼稚園、小学校、中学校では、授業・部活動・遊び…と毎日コンテンツにあふれ、高校生になる前には受験勉強にもまれ、大学生、社会人と楽しく充実した日々が目まぐるしく過ぎていく。人生はこんなにも長いのに、改めてみると何もしていない時間というのは、人生の中にほぼ存在していないことに気づきました。
忙しない日々の中で、立ち止まる暇もなく社会人になり、せっせと働き続け10年、20年と月日が過ぎる。そしてふとした瞬間に「自分は何をしていたんだっけ?」と我に帰る。このパターンって意外と多いのではないでしょうか。
社会人になると、目の前の仕事をこなしつつスキルアップの勉強もして。その上で土日はプライベートも充実させる。忙しい中でも休む時には休んで次の日に備える。社会人になってみて、社会人の誰もが当たり前にこなしている(はずの)ことをやり切る大変さに気づかされました。僕は、そこまで器用ではなかった。
きっと、器用にできる人のほうが少数派なのではないかとも思っています。でも、社会は、世間は、忙しさを前提に回っていて、その圧力に疲れてしまう人も多いはず。僕はそんな疲れてしまった中の1人です。なので、今回、一度、立ち止まる決断をしました。
もちろんこの選択が絶対的に正しいとは思いません。でもこういう選択肢を持ってつぶれる前に実行できた、自分のことは褒めてあげたいです。
苦しい日々を記録する
仕事を休もうか迷っていた時、休んだ後のことが不安になることも多く、休職経験談を読みました。とても参考になりましたが、今まさに苦しんでいる僕からすると、「これって結局今は良くなっているから客観的に言えるんじゃないの?」というモヤモヤを抱くこともしばしば。
だから、誰の役に立つかもわかりませんが、今苦しんでいるこの時に文章として残していこうと思います。ただのしんどい日々の記録になってしまうかもしれないし、思ってもいなかったようなワクワクする日記になるかもしれません。誰の役に立たなかったとしてもそれはそれでいいです。
まずは体を休めること。でも、せっかく休むなら何か今までになかった価値観を文章を通して一つでも見つけられたらうれしいなと思います。今、占めている8割は不安。でも実は2割、ちょっとばかりのワクワクもあったりします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?