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コダイのブカツ① 九州歴史資料館について

宇美町から車で移動すること40分、九州歴史資料館へ。

こちらの施設はもともと40年以上前に太宰府で開館したのだが、施設の老朽化や保管庫の増築の限界に加えきゅーはく(九州国立博物館)が開館することも重なり、10年前に小郡市に移転したのだそう。
なるほど、どうりで長くて綺麗!長さがわからない写真だが、実際はこの3倍ほど横に長いのだ。

ブカツ① 九歴入口

車を降り、「何かいました!」と走り出すjuneさん。
施設の右手にある庭に向かうと…。石人さんじゃないか~!見慣れた八女の石人さんたち。何故ここに?と思いながら見ていると、臼杵の石人さんも混ざっている。豪華共演だ。彼らは実測図をもとに模刻したものらしい。

ブカツ① 石人

その横には箱石棺墓も。こちらは移築ではなく再現で、ボランティアの方々が作ったものとのこと。再現という展示方法を初めて見た。久留米市でこんなものが見つかりましたよ、昔のお墓ってこんなものだったのですよ、ということだろうか。

ブカツ① 石棺1

ブカツ① 石棺2

御井町ってあれだよね。スーパーで小松菜とか買ったら大きくJAみいって書いてある、あの。あれを見るたび、わたしの中の千鳥が暴れるんだよな。

施設の中に入り受付を済ませ、一階の第二展示室の展示へ。「きゅうおにタイムトラベル」という、福岡県内の遺跡から出土した実物の資料を通して縄文~奈良時代の暮らしを見てみよう、という企画展が行われていた。こちらの展示は撮影禁止のため、野帳の出番だ。カキマクルぞ!

ブカツ① 九歴野帳

うん。土偶と、円筒埴輪。他にもいろいろと展示してあったのだが、これしか描いていなかった。うん。

第四展示室の壁に貼ってある案内をなんとなく見ていると、あ…!ぴょこ!

ブカツ① 九歴ぴょこ

「飛び出すむかしの宝物」なる、収蔵品に触れられる体験があるらしい。ぴょこに触れられる…?!しかし現在は、コロナウィルスの感染拡大防止のためこちらの体験は中止されている。ぴょこ…。必ずまた会いに来るから、待っていてね。
ちなみに、ぴょこの解説はこちらでダウンロード出来ます。

二階には七夕の笹が飾ってあり、仙道古墳の盾持ち武人埴輪の短冊が。

ブカツ① 短冊

いや、本当そうですよ。コダイのブカツをめいっぱい楽しむためにも、わたしもそれを心から願っている。盾持ち武人埴輪さん、よろしくお願いします。笑顔でぴょこに触れたいから。


わたしはぴょこにまた会いに来ることを誓い、九州歴史資料館を出た。
帰りは筑前町のファーマーズマーケットみなみの里に寄って宇美町へ戻り、七夕池古墳から光正寺古墳を眺め蚊に食われて帰った。

ブカツ① 七夕池古墳1

ブカツ① 七夕池古墳2


と、いうことで今回買ったもの。
九州歴史資料館で4年前に行われた特別展「八女の名宝」の資料。八女の名宝!見たかった…!

ブカツ① 八女

みなみの里で豆腐と専用のたれ(すぐ食べた)、クロダマルのきなこ。

ブカツ① みなみの里

久しぶりの3人の活動はとても面白かった!
何が面白いかって、がちゃんさんとjuneさんの着眼点。びっくりするような角度から展示を見ていて、楽しい感想がぽんぽん飛び出してくる。わたしは、お二人のそういう魅力を今後の活動で皆様へ伝えていきたい。

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