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1人コダイのブカツ⑤ 岩戸山古墳と石人山古墳について
10月17日、土曜日。コダイのブカツ第5回目の活動日。
この日はいつもの3人で、いわいの郷で行われる高槻市長を招いてのシンポジウムに参加する予定だったが、当日の朝に体調が悪くなってしまったわたしだけ不参加に…。
ということで後日、岩戸山古墳に行ってみたいという父も一緒に連れ、開館五周年記念企画展「石製表飾品の変遷 -盛期から衰退期まで-」に行って来た。三十年ほど前に童男山古墳群で出土した「子負いの石人」が見られるということでニュースにもなっており、とても楽しみにしていた企画展だ。
今回の企画展は他の地域から借りて来た展示資料ばかりで、ほぼ撮影不可。童男山古墳の「正座した石人」と今回の展示の目玉である「子負いの石人」のみ撮影可であった。
ど下手糞写真で申し訳ない…。皆様には背負われている子どもが見えましたか?
わたしにはまっっったく見えなかったが、図録の実測図がわかりやすかった。
子どもが右を向いてしがみついているんだな。
展示を見た後は別区へ。
石馬の尻!
別区にあるレプリカは本物の石製表飾品とごっちゃにならないように作られ、別区に訪れた人が触ったりできるようにしてあるそう。
これは以前がちゃんさんと愉快な古墳ファンたちで別区を訪れた時の写真だが、このように石馬のレプリカにまたがって石馬の大きさを体感するのがおすすめだ。
いわいの郷の受付では、八女茶に勾玉や石包丁のキットが販売されているのだが、オリジナルクリアファイルはこのクオリティで100円!驚きィ!
数量限定で新作も出ている…!
途中でも触れたが、特別企画展の図録も500円で絶賛販売中。企画展だけでなく常設展の石製表飾品も載っているので、是非!
せっかく父を連れてここまで来たので直弧文の石棺も見せたいと思い、いわいの郷から車で十分ほどの距離にある石人山古墳へ。その前に、まずは広川町古墳歴公園資料館で予習…。
父に案内をしながら見学したため写真をあまり撮っていなかったが…。わたしが好きなのはこのバラバラの埴輪の展示だ。
何の埴輪のどこの部分だ?とイメージしながら見るのが楽しい。
石人山古墳は資料館から歩いて5分ほどの場所にあり、案内に沿って階段を上るとまずは石人さんにご挨拶することになる。
さらにそこから奥に進むと、直弧文の彫られた家形石棺がある。
石棺にコケが生えるため保護施設の入口に遮光カーテンが取り付けられているので、資料館で懐中電灯を借りて見学をするのが良いだろう。
今回は写真を撮り忘れたため、一年前に見学に来た時の写真を載せておく。
直弧文~~~!真正面からじっくり眺めたい…!!
また、今回は行かなかったが、石人山古墳からさらに五分ほどの距離に弘化谷古墳がある。こちらは装飾古墳で、特別公開の日には石室の装飾をガラス越しに見学することが出来る。
今年は特別公開も、それと一緒に行われるひろかわ古墳まつりもコロナで中止となってしまってとても残念だった。
このまつりで食べることが出来る磐井鍋が本当に美味しくて、汁物好きの夫は昨年三杯食べて今年はもっと食べるつもりで楽しみにしていた。今、この磐井鍋の写真を夫に見せたら悲しげに肩を震わせていたので、来年は十杯食べさせてあげたい。