コダイのブカツ② ライチ摘みとひっそり古墳について
基山でライチが摘めるらしい!というがちゃんさんからの情報により、ストトトトンと話が進んでまた3人で集まることになった。
ライチつみとり園の近くにあるヒャーガンサン古墳も見に行こうということで、早くもコダイのブカツ第2回目の考古活動!ライチと古墳の旅に出た。
大橋駅でがちゃんさんに拾ってもらい、基山駅でjuneさんと合流。ちなみに今回のサコッシュはこんな感じ。
佐賀に行くから吉野ヶ里の缶バッジだとか、ヒャーガンサン古墳の形と同じ円墳のブローチとか。juneさんの作品、卜骨(ぼっこつ)のブローチは気に入っているし壊れにくいので(何でかわからないのだけどすぐ何でも壊してしまうので…)考古活動の際は大体身に付けている。
向かったのは、基山駅から車で10分の場所にあるライチつみとり園ミキファームきやま。去年プレオープンしており、今年から本格的に開園しているそうだ。
受付でカゴをもらい、摘み取りについての説明を読む。
皮が良くのびきる…?わかるようでわからない。
つかめそうでつかめない 水に浮かんだ おぼろ月
ふわふわ ふわふわ ふわふわ ふわふわ うかれ節
細川たかしの『うかれ節』が頭の中で流れ、止まらなくなってしまう。
ひとまずライチを見てみよう!と3人でハウスの中に勢いよく入って行った。
おお、実っている。ライチ!
実を触ってみると、ごつごつしたものとつるつるしたものがある。どうも、つるつるしたものが皮の伸び切った状態で摘みごろなようだ。
せっかくだから美味しいものを摘みたい…。そう思ってたくさんライチを触っているうちに、どこまでのつるつるが正解なのかがわからなくなっていく。色もこれ、ちゃんと赤なのだろうか。
イメージでは、キャッキャ楽しくライチを摘み取っている自分がいたはずなのに、1個もはずしたくない…!という思いがその邪魔をする。
欲にまみれた気持ちを落ち着かせて無事ライチを摘み終え、受付へ。摘み取ったライチの重さ分の料金を払い、ライチを受け取る。自分との戦いに疲れてしまい、この時のことはあまり記憶にない。
ライチの収穫が予定より早く終わり時間に余裕があったので、「この近くに良い古墳があるで…」とがちゃんさんに案内してもらう。
一つ目は稲塚古墳。
鳥栖市立若葉小学校の校庭の横にある古墳だ。天井石が外れてガバっと石室が見渡せるようになっている。巨石!
石室の周りに転がっている謎石には小さな穴がポツポツと。これが矢穴か!矢穴とは、石を割るために彫られたものだ。紙でいう切り取り線みたいなものかなあ。違う気がするけど。うん。
こちらは、彫られただけで結局矢穴の通りに割られなかった跡。
こちらの2つは矢穴に沿って割られた跡がある。
裏側の石室入口へ向かってみるが、草が生い茂っていてこれ以上前へは進めない。冬になったら必ず入りに来よう…!
2つ目も鳥栖市内にある百度塚古墳。
田んぼの中にポツンとあって、がちゃんさん曰く「ミニ石舞台古墳」だと。確かにそう思わせる佇まいだ。良い…!
石室を覗いてみると、中には脚立が。倉庫として使われているのかな?何でこんな狭い穴からわざわざ脚立を…。
入口はこんな感じ。埋もれてしまっていてかなり狭いので、こちらから入るのは無理そうだ。
石室に登ったがちゃんさんとjuneさんの青春写真。わたしはじんわり高所恐怖症でこういった場所に登るのが苦手なため、指を咥えて2人の姿を激写した。
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