コダイのブカツ④ 海の道むなかた館と神宝館について
9月は製作に追われ考古活動の時間が取れなかったので、今回のコダイのブカツはいつもより楽しみにしていた。
大橋駅でがちゃんさんと待ち合わせし車に乗せてもらい、東郷駅でjuneさんと合流。そこから車で10分の海の道むなかた館へ。
今回の目的は、5館連携で行われる展覧会のクイズラリーに参加することだ。
1日で全てをまわることは難しいので、この日は宗像市~福津市をまわることにした。
海の道むなかた館は世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群について勉強が出来る施設だ。今回は時間がなかったので断念したが、時間がある方は是非大型スクリーンや3Dシアターを見て、普段は立ち入ることの出来ない沖ノ島を体感していただきたい。
海の道むなかた館の特別展は『古代ムナカタ海人の世界』
ムナカタ海人がどのような人々であったかについて展示されていた。
ムナカタ海人のルーツ、貝塚や古墳からの出土品…。いろいろと興味深い展示があった中で、写真はあまり残していなかった。
というのも、この埴輪の存在にびっくりして頭がいっぱいだったからだ。壺形埴輪。どこからどう見ても、壺。何を以て埴輪と判断したのか…?!
キャプションを撮っていなかったので拡大したものを載せておくが、底に穴があることで埴輪と考えられているのだろうか。う~む…。
あ、宗像のぴょこ。むなぴょこだ。まっる!
常設展ではかなりざっくり復元された土器や、肩が凝りそうなくらいにもたっ…とした水豆良の埴輪にふふふと笑いつつ…。次があるので1時間ほどでこちらをあとにした。
続いては、海の道むなかた館の向かいにある宗像大社内にある神宝館へ。
こちらには沖ノ島から発見された出土品が12万点所蔵されており、うち8万点は国宝、それ以外は重要文化財であるとのこと…!
入口で金製指輪に出迎えられ、その美しさにうっとり。
ピカ~~~ッ!(撮れていない)
銅鏡エリアは装飾がわかりやすいように展示してあるのだが、こんな名前の銅鏡があるの…?というもののオンパレード。
名前と装飾を見ながらだとなんとなくこういう意味かな…?というのがわかるのだが、擬銘帯段鼉龍鏡は何が何だかわからなかったので後ほど調べた。
擬銘帯というのは漢字を文様化したもので、鼉龍は想像上の動物らしい。こちらの装飾のパネルを撮っていなかったが、デジタルアーカイブで確認が出来た。
こちらで撮った写真はまだもう少しあるけれど、デジタルアーカイブが出てきちゃったらもう…。写真も綺麗だし、説明もあるしさ…。
ということで、人物が描いてある可愛い須恵器の器台を最後に載せておきますね。
神宝館の今回の特別展は『神々への美宝』だったのだけど、どれが特別展に合わせた展示なのかわからなかったな…。とにかく全部すごかったけれど。
そんなこんなで、次回はお昼ご飯を食べに行くところからスタートです!