育休ママの他社ボランティア#7~やってみた感想~

育休中にキャリアを見つめ直したい!と思い立って参加したボランティアの備忘録。今回は3か月ボランティアをやってみての感想を思いのままに記したいと思います。

やってみてよかったこと

今回ボランティアをやってみてよかったなと思うことは3つ

・マーケティングの基礎を体感できたこと
これは現職での悩み(自分のやり方に不安がある・相談できる人がいない)があったのでプロのやり方を実際に見ることでノウハウを学べたところが大きな魅力でした。本やセミナーで枠組みを習っても実際にどうはめ込んで実行・効果検証まで落とし込むかがわからない状況だったのでボランティア(しかも無料!)で解決できたのはとても大きなメリットでした。

・他社の雰囲気が知れたこと
新卒から入社して早6年。転職も検討してるけど、今の会社が他よりいいかもしれないし、悪いかもしれない…今の会社しか知らないって結構不安要素が大きかったんですよね。ボランティア先は現職と会社規模や業種も全然違うので比較するのは違うかもしれないけれど、こんな会社もあるんだって視野が広がりました。

働くという面で自分に自信が持てたこと
産休・育休に入ってもうすぐ1年。初めての出産、育児でバタバタしながら充実した生活を送っていたことはかけがいのない貴重な経験。気がつけば子供はもう1歳が目前。同時にもうすぐ社会復帰するんだと考えたら、不安が大部分を占める。あと一部は育児以外のことに専念できる楽しみ。母は自分しかいない、仕事は代わりがいるってわかって産休に入ったけど、子育ても仕事も頑張りたい私にとっては復帰後の仕事がどんな業務になるのか(産休前のようにしっかりやりたい)、今までの業務を自分がこなせるのか、軌道に乗るまでとても不安なんです。
産休育休を取るのは大切なこと。子供の成長をそばで見ていたくて産休も十分にいただいてます。ただ社会との隔離感は否めなくて、そこの不満、不安を埋めてくれたのがこのボランティアでした。
業務内容は簡単なことかもしれない。けれど、母親という役割以外で外部と関われて、何らかの価値を提供できる。やりがいや感謝の言葉をいただけることが育児だけでは塞がらない心の隙間を埋めてくれました。充足感って感じかな。ボランティアを通して育休中の息抜きにもなったし、気がついたら経験値にも繋がったんだなって思いました。
また、ボランティア先からの総評や、インセンティブとして利用できるキャリアアドバイザーとの面談で自分自身でも見えてなかった長所や強みを教えてもらえました。改めて自分がどんな人間か説明すると、強みと言っていいほどのものなのか分からなかったり、語彙力が乏しくて伝えられなかったりしてとても難しい。他者からあなたってこういう良いところがありますよって伝えてもらえると確かに自分はこういう一面があるけれど強みって言っていいんだ!って自信に繋がりました。あと単純な性格なので褒めてもらった後の3日間はハッピーに過ごせました(笑)

やってみて大変だったこと

・ボランティアへのモチベーション
育児って自分のペースではできないもの。打ち合わせや課題は基本的に子供のお昼寝時間(午前10時前後と午後15時前後)に行っていましたが、日によって、1日ぐずぐずで疲労Maxだったり、全然寝てくれなくて寝不足だったり…しかもなぜか課題が多いときに限ってグズグズ波がくるんですよね(泣)もう私のモチベーションもダダ下がり。寝たいし、一人でぼーっとしたいし、外にリフレッシュしたいし、ボランティアやってる場合じゃねええ!ってなります。私のボランティア先はとっても融通を利かせてくれる緩めの方だったので、「すみません…手いっぱいで課題がここまでしか出来てなくて….」という私のわがままも許してくれていました。ここはボランティア先との相性やどこまで仕事を求められているかで左右されてきそう。ゆるめのボランティア先が今の私には合っていました。感謝です。

友人にボランティアをやってる話をしたときに「もうそれお金もらったほうがよくない?副職できるレベルだよ!」と言われたことがあって、その考えは全然頭になかったのでハッとしました。確かにこれは上手くやればお金をもらえるのか…と。お金…ほしい…。ただ上で書いたとおり、0歳児を育てながら隙間時間で仕事するって絶対時間が確保できるとは限らないんですよね。金銭が発生してしまうと必ず責任も伴ってくる。時間が足りなくて泣く泣く夜中に副業を…って考えたら今の私には無理です。ボランティアも責任が0ではないけれど、育児優先します!って堂々とできる面がメリットだと思いました。

終わりに

長々と書いてしまいましたが、ボランティアを終えての正直な気持ちです。私が感じたボランティアの価値としては社会との繋がりを持つことでメンタルの安定+αで仕事のノウハウが学べるところです。
私自身へのメリットがとても大きいと感じているので今後の保活の状況次第で2回目のボランティアに挑戦しようかなと思っています!

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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