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カーリングについて知りたいこと

#カーリング沼  シーズン2

カーリング沼シーズン2の配信が開始されるとの告知があり、今後の配信について期待することをコメント欄に記載しようと思ったのですが、いろいろ知りたいことがあって長くなってしまうので、記事にすることにしました。


わかっていないことは多い

以前は4年に一度、オリンピックの時にしかカーリングを観ていませんでした。カーリングの知識はほとんどテレビ中継の解説から得られるもののみで、なんとなく満足して観ていた気がします。最近は多くの試合を観る機会が増えてそれなりに知識も増えてきた感じはします。しかし、ちゃんと試合を観ていると理解できていないことが多いなとも感じます。現時点でわからないこと、不思議に思っていること、知りたいとことなどをまとめて書いてみます。


スキップのサイン

スキップはハウス側から投げる側にいる選手にショットの指示をしますが、40mくらい離れているので、身ぶりでサインをしています。ウェイトを指示するサイン(頭を触ってトップウェイト、足を指してハックウェイトなど)については「まんがでわかる カーリングの見方!!」で勉強しましたが、実際の試合を観ているとウェイト以外にもいろいろとサインを送っているようです。私はフォルティウスの吉村紗也香選手がテキパキとした動作でサインを出している姿がかっこよくて好きです。このサインがもっと理解できるとよりカーリングが面白く観戦できるのではと思います。


ストーンが動いているときの身ぶり手ぶり

スキップが指示するサインと同様よくわかっていないのは、ストーンが動いている間にそれぞれの選手がしている身ぶり手ぶりです。スキップが手招きしている動作はもっとスイープして伸ばせと言っているのかな となんとなくわかるものもありますが、スイーパーが指1本を上に向けているのは何を示しているのかわからなかったり、腕を右または左に向けて大きく広げたり振ったりするのは右に曲げろと言っているのか、右に行き過ぎているから気をつけろと言っているのかがわからなかったりします。


ストーンの曲がり幅

スキップはストーンを投げる方向の目印となる位置にブラシを置きます。アイスの状態、ウェイトによってストーンがどれだけ曲がるのか変わり、いろいろな状況を考えて判断しなければならないことだと想像しています。なのになんであの短時間ですぐに曲がり幅を決めることができるのか これがカーリング選手の凄さなのかといつも思っています。時々、ストーンを投げる選手がスキップに対して「もうちょっと外」とか幅を微調整していることがあります。あの調整は何に基づいて判断しているのかも気になっています。


カーリング脳

いつぞやのカーリングテレビ中継で実況の方が選手の状況把握と作戦を立てる速さに驚いている(といった状況だったと思います)と解説の市川美余さんが「カーリング脳になっているので」と言っていました。
カーリング選手の頭の中がどうなっているのかもの凄く興味があります。いろいろな状況を把握、整理し、どう対応するのか、その対応をした場合その先がどうなるのかを考えなければならない 頭の中どうなっているのでしょうか。
アイスの状況によるウェイトの選択については机上の空論(かーろん) カーリングを計算してみる (2)(図2.2、図2.3)で書いたのようなものが選手の頭の中にあるのではと勝手に想像しています。
アイスの状態やドローの情報は下の図5.1や図5.2のように頭の中でイメージしたりするんでしょうか。

図5.1は「まんがでわかる カーリングの見方!!」に記載されていたアイスの断面 W字型、U字型を3次元的に表現したもの

図5.1

図1.2はエンド毎(奇数・偶数エンド)で行き来するシートの状況をどうとらえているのか想像したものです。
(a) 一枚のシートですべての情報をイメージしている
(b) 二枚のシートで、シートの向きは変えずにイメージしている
(c) 二枚のシートで、投げる側からの視点にそろえてイメージしている
カーリング選手はこんな感じで頭の中を整理したりしているのでしょうか。

図5.2

アイスリーディング以外にもハウス内のストーンの配置から次の手をどうするか、テイクアウトショットで複数のストーンが絡んでどのように動くのかをすぐに推定できるのか 「カーリング脳」について図示化・言語化して優しく説明してくれる方がいてくれたら嬉しいな と思っています。


2022.10.09

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