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白雪姫 実写化のキャスト

えーっと、なんだっけ。
先日、白雪姫実写化のニュースで、最近のディズニーの極度なポリコレ化がひどいという騒ぎでバズっていうのを見た。

そもそも、西洋のおとぎ話も飽和状態なんでしょうよ。

とはいえ、西洋で生まれたおとぎ話なのだから、西洋人を起用するのは当然のことだと思うのだ。
白雪姫のポリコレ現象を日本のおとぎ話にあてはめたらどうなるか。
桃太郎は中国人で、金太郎はフィリピン人ならまだ違和感はないかもしれないけれど、
浦島太郎はセネガル人、一寸法師はルーマニア人、かぐや姫はブラジル人、花咲か爺さんはインド人でキャスティングしたなら、、、
あれれ?意外と面白いかもしれないという気がしてきたぞ。 笑

実際には面白いかもしれないが、リアリティは大幅に欠如するだろう。

そんなに多様な人種を起用したいのなら、多様な国のおとぎ話をディズニーアニメにすれば良いのだよ、ウォルトくん。
SHOGUNで実現できた民族性の表現、それこそがリアリティなのだから。

で、思いついたのが、

Game Of Thrones は、民族性やレイシズムがテーマだからこそ、キャスティングもこだわりぬいている。だったら …

Game Of Thrones で 白雪姫 を勝手にキャスティングして妄想ごっこをすれば良いじゃない。

前置きがながくなったけれど、私が勝手に脳内で海外ドラマの Game Of Thrones のキャストで妄想したシナリオを少し書いてみた。


昔々、どこかの大陸で。

ひとりの女の子が誕生した。
黒髪に雪のような白い肌。

名前はサンサ

彼女は両親に大変可愛がられすくすくと育った。

やがてサンサに弟ブランが誕生したが、そのときに母親は産後の肥立ちが悪く、亡くなってしまった。

ブランが5歳の誕生日に、王である父 ロバートの弟 ネッドに男の子が産まれ、お祝いのため王が弟の領地に訪れた。

王が弟をわざわざ訪れるのは異例のことだが、これには理由があった。
王の側近が不審死し、陰謀説が流布されたのだ。

王は弟とこの陰謀について探るべく、一緒に王都に同行するように命じた。
俄かには信じがたく思った弟も、異例の王の訪問ということもあり、誕生したばかりの息子とその母親を置いて、王都に赴くこととなった。

王の弟の奥方は名をサーセイといい、大陸一の美女と言われていた。
サーセイは待望の男児が誕生したばかりで王都に赴くと言う夫に反対したが、翌週には立つことになった。

サーセイはラニスターという、名のある名家の出で、王家はかなりの資金援助を受けていた。
王都の周辺領域で妙な事件が相次ぎ、そのうえ悪天候が続いた結果農作物の不作となり、それが原因で治安が悪化したため、それを抑えるのに軍事費が嵩んでいたのだ。
王とはいえ、弟の嫁一族には資金面で頭が上がらないという、ねじれ状態だった。

王一団が王都に到着すると、物珍しさで物見櫓によじ登るブラン。

しかしブランは何者かに櫓の窓から突き落とされ重体となった。
これは王座を狙った者による陰謀の始まりに過ぎなかった。王もこのとき、何者かによって服毒死していたのだった。

相次いで王の弟ネッドでさえも不審な死をとげ、誕生したばかりの王の弟の息子が世継ぎとなった。
実質的にはラニスター家が王座に君臨することとなったのだ。

危険と察知したサンサの母の古い知り合い ピーター が、サンサと重体のブランを連れ国外へ逃亡した。

ロバート王の危惧していた陰謀が現実として起こってしまったいま、重体のブランもサンサも危険であった。
派閥の臣下が国内に多く残っており、反乱の要因になるからだ。

サーセイは異国から取り寄せた不思議な鏡に呼びかける。

サンサはどこ?

すると鏡の中に現れたのは、メリサンドルと名乗る魔女だった。

「炎の中に見える…りんごが彼女の命を狙う」

鏡の中のメリサンドルは、奇妙なことをつぶやいた。


その頃サンサは、北部を彷徨っていた。

つづく…。