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ディケンズ短篇集 * 読んだ
オリバー・ツイストを読んだので、ディケンズ繋がりで読んだ短篇集。
1作目の『墓堀男をさらった鬼の話』に登場する鬼は、ゲーテの『ファウスト』に登場する悪魔と似た印象を持った。
鳥の羽根を付けた帽子に、マントを羽織り、よく喋る。
西洋の『鬼』とか『悪魔』って、道化師みたいな風貌が一般的なイメージなんだろうか。
それと、その1作目の話は、『クリスマスキャロル』の元ネタになったという。
確かに内容は寓話的だ。
他人の幸せを妬み、あるいは子どもに暴力をふるい、一人でクリスマスに酒を飲む男の前に現れた鬼が、温かい家庭の映像を見せるなどして諭すという点は、なるほどクリスマスキャロルだと思った。
他の作品も、古い椅子が老人に化けて旅商の男に知恵を授ける話など、ファンタジーな作品が多かった。
今月は多読月間。
やはり寒い時期には読書が進むので、ほぼ毎年冬になると積読断捨離が捗っているという、自分のデータが出ている。
(ブクログ分析)
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ブクログの便利なところは、こういうグラフが出せるところが気に入っている。
まだ12月も前半戦。あとどのくらい読めるだろうか。