被写体になった
昨日は美容院に行って髪の毛を切ってきた。
口コミサイトから探した美容院で、かれこれ2年くらい通っている。
お店の雰囲気も大好きだし、サービスドリンクも美味しいし、なにより担当してくれる美容師さんの腕前と、お客さんに対する気遣いが素晴らしい。
いつもワクワクした気持ちでいって、ドキドキした気持ちで帰ってくる。
たまーに、インスタ用の写真を撮ってもらうことはあったけど、昨日は違った。
大きい一眼レフもって、「屋上来てもらえる?」だった。
びっくりしたけど、ちょっとワクワクしてた。
何枚か取ってもらった写真は、なんだか自分じゃないみたいで少しくすぐったいような気持ちだった。髪の毛を綺麗にセットしてもらって、顔を傾けて撮った写真は、鏡の中にいるいつもの自分とは全く違う人で、純粋に、すごいと思った。
これまで写真を撮ることはあっても、こんなふうに写真を撮ってもらうことはなくて、初めて撮られる側に回ったけど、カメラにハマる人の気持ちがわかったような気がした。
レンズを通して映る世界と、自分が見ている世界のおなじとちがいにどきどきした。
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