コンビニと深夜の親和性
私はコンビニでアルバイトをしている。それも夜間だ。夕方から夜に働いていて、24時間営業ではない店舗なので、深夜に家路に着く。
自分の最寄りの近くにコンビニがある。そのコンビニは24時間営業だ。
深夜、あとは帰って眠るだけなのに吸い込まれるように、夏の虫のように光に集まってしまう。
どうして夜になるとコンビニに入ってしまうのだろうか。
バイトの疲れだけが理由ではない。
きっと、深夜という時間帯と、コンビニのあの光、店員さんの感じ、品出しをしている空間すべてが、やってはいけないこと(夜中に生クリームを食べる)を「やってもいいよ」といってくれているのではないかと思う。
あの場所だけが、そのときの自分の悪魔を肯定してくれるのではないか、と感じる。
これは、深夜という時間帯にしか存在しない、魔法のようなものである。自分に甘くなりたい、家に帰りたくない、そんな人を惹きつけるなにかが深夜のコンビニにはあると思ってしまうこの頃である。
自分の職場に深夜、用もなく立ち寄って生クリームのついたものを買ってしまう。
これを深夜コンビニ症候群と呼び、ここで発生するお金をラテマネーならぬコンビニ遣いと名付ける。
今月の目標はバイト終わりにコンビニに行かないこと。
深夜コンビニ症候群の治療法を知っている人はぜひとも教えていただきたい。
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