2024年夏アニメ 放送前レビュー
※MAL はMyAnimeListにおけるフォロワー数を表し、疑似的な作品に対する期待値として各作品に掲示します(2024/06/22時点)。
50K以上で大注目株、20K以上で十分に化ける可能性があるといった感じです。
掲載作品や感想は個人の独断と偏見によるもので網羅性はありません。網羅性を求められる方は以下のまとめサイトをご覧ください。
注目枠
【推しの子】 第2期
MAL: 201K
原作: 集英社 週刊ヤングジャンプ
原作者: 赤坂アカx横槍メンゴ
制作: 動画工房
言わずもがなの推しの子2期。制作は引き続き動画工房で舞台編のアニメ化となります。1期よろしく1話は2024/06/30に映画館で先行上映会が開催されますね
2.5次元の誘惑
MAL: 33K
原作: 集英社 少年ジャンプ+
制作: J.C.STAFF
夏アニメのジャンプラ枠といったらコレ。コスプレをテーマにしたラブコメ作品です。作者がガチガチのオタクなので、オタク受け抜群なこと請け合いです。
また、タイトルの誘惑は「りりさ」と読み、ヒロインである天乃リリサちゃんの名前なのですが、私は幼馴染負けヒロインであるところの(まだ負けてない)橘美花莉ちゃん推しです
小市民シリーズ
MAL: 25K
原作者: 米澤穂信
制作: ラパントラック
皆まで言うな『氷菓』の原作者米澤穂信先生の同じく人の死なないミステリーであるところの『小市民シリーズ』です。
原作の内容が面白いこともさることながら注目所はやはりメインヒロインがかのえるたそと比肩し得るかというところでしょうか。
メインヒロインの小佐内ゆきちゃんは今のところえるたそ程の貫禄はないものの、CVは『僕の心のヤバイやつ』山田杏奈役であるところの羊宮妃那さんなので、とても可愛らしいことはまず間違いないでしょう
ラブコメ枠
負けヒロインが多すぎる!
MAL: 19K
原作: 小学館 ガガガ文庫
制作: A-1 Pictures
敗走系青春ストーリーこと『負けヒロインが多すぎる!』。通称マケインで知られている本作は私的には夏アニメ一推しのラブコメになります。
『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』でお馴染みのガガガ文庫は残念系主人公に定評があり、本作でもその残念っぷりが遺憾なく発揮されています。
果たして一巻から負け続ける彼女たちが勝利する日は来るのでしょうか、乞うご期待です
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
MAL: 96K
原作: 角川スニーカー文庫
制作: 動画工房
MyAnimeListの中ではすこぶる高評価であるところのロシデレこと『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』。
海外での前評判の高さは銀髪ロング至上主義というか人種主義をよく表していますね。
本作の見どころはメインヒロインアーリャさん役の上坂すみれさんのロシア語の演技と主人公久世政近の有能っぷりでしょうか。ロシア語界の綾小路清隆である本作主人公の活躍に目が離せません
義妹生活
MAL: 54K
原作: MF文庫
制作: スタジオディーン
本作を知らない人は知らないかもしれませんが、本作はラノベ原作ではなくYouTube原作の作品になります。また、義妹との生活に一点特化した作品でもあるので近年の生活系ラブコメの中でもその本気度はひとしおであると言えます。
また、声優はYouTube時代からの声優さんが続投なのも原作ファンおよび声優さん自身にとっても嬉しいポイントでしょう。歓喜の様子がラジオからも窺え、大変喜ばしい限りですね
疑似ハーレム
MAL: 32K
原作: 小学館 ゲッサン少年サンデーコミックス
制作: ノーマッド
ゲッサン少年サンデーのラブコメ。ハーレムというタイトルこそ冠していますが、実際は七倉凛ちゃんの一人芝居になります。
その七倉凛ちゃんを演じるのは早見沙織さんです。早見沙織さんの後輩ヒロインというだけで十分に観る価値はありますね
かつて魔法少女と悪は敵対していた。
MAL: 19K
原作: スクウェア・エニックス ガンガンコミックスJOKER
原作者: 藤原ここあ
制作: ボンズ
『妖狐×僕SS』などで有名な藤原ここあ先生によるファンタジーラブコメ。私は本作がアニメ化されることに感動しました。なぜなら、原作者であるところの藤原ここあ先生はすでに逝去されていて原作も未完だからです。
なのになぜ今アニメ化?と思いました。答えはこのインタビューに書いているので、気になる方はチェックください。
どんな形であれ藤原ここあ先生の作品をもう一度拝見できることはファン冥利に尽きます。関係者の皆様に心より感謝申し上げます(妖狐×僕SS 2期作ってくれてもええんやで)
恋は双子で割り切れない
MAL: 17K
原作: 電撃文庫
制作: ROLL2
電撃文庫原作の双子ラブコメ。スポーツ少女の姉と陰キャの妹がヒロインとして登場します。こういう時なんとなーく妹側を推してしまうのがオタクの性ってやつですよね
ダークホース枠
しかのこのこのここしたんたん
MAL: 40K
原作: 講談社 マガジンポケット
制作: WIT STUDIO
マガポケ原作の今年一番狂ってるギャグアニメ(当社比)。PVをみても何の事やら一ミリも理解できなかったのですが、この作品が狂ってるということだけは十分にわかりました。
PV観るだけでヤバさは歴然としていますが、制作スタジオのTWIN ENGINEがOPのイントロだけで1時間耐久動画をあげていて、それがすでに400万再生を超えているという事実がもうすでにヤバいです。
あと細かいですが、猫山田根子役として声優の久保ユリカさんを起用しているのですが、久保ユリカさんと言えば奈良県出身でファンの中ではシカコと呼ばれたりしていて、ちゃんとキャスティングされてるあたりシカ愛ここに極まれりといった感じです
異世界失格
MAL: 36K
原作: 小学館 やわらかスピリッツ
制作: Atelier Pontdarc
センセーことまんま太宰治が異世界転生してしまうお話。異世界転生モノはしばしば大喜利と称されることがありますが、これまた面白い大喜利だなと思いました。現世で心中した男が異世界でどのような生を見出すのでしょうか。
太宰治と言えば『文豪ストレイドッグス』的にはCV宮野真守さんですが、本作の太宰治はCV神谷浩史さんになります。いやー、なにかでW太宰やってほしいなぁ
異世界スーサイド・スクワッド
MAL: 64K
原作: アニメオリジナル
原作者: 長月達平
キャラクターデザイン: 天野明
ED: Mori Calliope
制作: WIT STUDIO
夏アニメ最強のアニメオリジナル作品。『Re:ゼロから始める異世界生活』の長月達平先生による原作と、『家庭教師ヒットマンREBORN!』や『PSYCHO-PASS サイコパス』の天野明先生のキャラデザに、hololive-ENのMori Calliopeが主題歌を務める異色作。
異世界 x アメコミをテーマとしていて、カリオペを起用するあたり海外で人気を獲りたいという意思が感じられそうです。春アニメは『夜のクラゲは泳げない』や『ガールズバンドクライ』がアニオリで受けたので、本作もどこまで人気が出るか注目です
ATRI -My Dear Moments-
MAL: 27K
原作: ANIPLEX.EXE
シリーズ構成・脚本: 花田十輝
音楽: 松本文紀
制作: TROYCA
『グリザイアの果実』等で有名なフロントウイングによるギャルゲー原作の本作。大洪水によって海に覆われてしまった世界 x 美少女というなんともギャルゲーっぽい世界観が良い味を出しています。
また、音楽は『素晴らしき日々』や『サクラノ詩』で有名な松本文紀さんがゲームから続投し、アニメ化にあたって脚本を花田十輝さんが担当します。この布陣には素晴らしい化学反応を期待するしかないですよね
先輩はおとこのこ
MAL: 23K
原作: LINEマンガ
制作: project No.9
男の娘主人公の金字塔。これまでの男の娘モノはどちらかというとヒロイン(主人公の恋愛対象)として描かれることが多かった印象がありますが、本作は男の娘を主人公に据えてなりたい自分でいたいということに全力でフォーカスしています。
主人公である花岡まことちゃんに少しでも共感した人は是非本編をご視聴ください
菜なれ花なれ
MAL: 11K
原作: アニメオリジナル
制作: P.A.WORKS
どうも、P.A.WORKSの青春群像劇全部観るマンです。P.A.WORKSはお仕事シリーズと呼ばれる『花咲くいろは』や『SHIROBAKO』が人気ですが、学園モノの『凪のあすから』や『Tari Tari』も好きなので期待したいところです
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
MAL: 12K
原作: KADOKAWAファンタジア文庫
制作: ティー・エヌ・ケー
CV佐倉綾音さんによるドタバタギャグアニメ。現場からは以上です
継続枠
〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン
原作: 講談社
原作者: 西尾維新
総監督: 新房昭之
OP: YOASOBI
制作: シャフト
女神のカフェテラス 第2期
MAL: 30K
原作: 講談社 週刊少年マガジン
制作: 手塚プロダクション
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