AWS Solution Architect Associate合格までの道のり
はじまり
まずは、2019年の春。日本ディープラーニング協会のG検定(ジェネラリスト)に合格し、さて次は何を、と考えていたときに、IT業界で人気の高いベンダー資格として上位であった、AWSのSAAを目指すことにした。
とはいえ、もともとはインフラ屋を担当したことはなく、せいぜい開発環境の構築や、本番環境も、APサーバ、Webサーバの設定を変える程度。
いわゆるインフラ構築は、素人に近いといっていいレベルだった。
当然、AWSを触った経験なんてのもない。
独学
ネットで検索してみると、同じように、AWS未経験からでも1ヶ月でSAA取得したとかいうのがヒットした。
そのせいもあって、若干、甘くみてしまったのかもしれない。
Udemyのオンライン講座と、Web問題集を中心に、とにかく「試験対策」を重点的にやってみた。
Udemy
AWS WEB問題集で学習しよう
あとは、公式の模試(有料)なんかも受けてみた。模試の結果は7割弱だった。まあ、なんとかなるでしょう、くらいの軽い感じだった。この時点では。
いざ試験へ
7月の上旬に試験に挑んでみた。
もちろん、AWS WEB問題集は、ゴールドプランで全問を2周ほど。
自分の中では、これで完璧、と思い込んでいた。
が、試験直後のパソコンの画面には「不合格」の文字。
後日送付されてきたスコアは680点だった。
720点必要ということで、あと数問ではあったものの、そこそこ自身ありな状態で挑んだため、打ちのめされた感が否めなかった。
試験を受けてみて感じたのは、試験の出方が全然違う・・・だった。
WEB問題集の方が、どうやら改訂に追いついていなかったのかもしれない。
ただ、やはり少し甘くみていた、というのが、そもそもの原因だと分析している。
勉強方法を変える
まず、試験の傾向から、特定のサービス名の特徴とかそんなのを4択で選ぶような単純な問題ではなく、コスト面やセキュリティ面、可用性の面なので、ベストな方法を選択する、みたいな問題が多いので、試験対策というよりは、とにかく本質を理解し、ユースケースをきちんと考えられる地力が必要と感じた。
そこで、
この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集
を中心にまず基礎固めを始めた。
一方で、Udemyのハンズオンを今一度みなおしたうえで、模試のコースをセールの時に購入し、2周して、ユースケースと問題の傾向(何を問う問題か)に慣れることに専念した。
基礎知識と新しい試験に対応した試験対策のハイブリッドで1ヶ月ほど勉強してみた。
結果
合格。その日の夜に届いたスコアレポートでは830点だった。
とにかく、自身のない問題にマークをつけてあとで見直すことにした。
マークをつけたのは、全65問中1/3ほどあった。
それくらい、何を問うか悩ましいものがあったが、スコアを見る限り、概ね正しく理解できていたものと思っている。
見直しで何問か回答を変えたものもあったが、それが正解になったか、或るいは、正解だったのに不正解になってしまったかは、個々の問いでは知る由もない。
でも、スコアには満足している。
なお、2つ選ぶところを1つしか選んでなかったり、選択忘れがあってはバカバカしいので、それも含めて全問見直した。
おかげで、130分中120分ほど、残り10分まで時間をかけにかけた。
次の目標
AWSのSysOps Administrator Associate、あるいは、AWS Developer Associateを目指そうと思う。
やっぱり、基本は大事。認定資格に近道はなし、という教訓をもとに、次回も試験に挑みたいと思う。
年内にAssociateを制覇し、来年夏あたりまでにはProfessionalを目指そうと思う。