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シンプルなパーツを並び替えて絵をつくるパズルをやると、絵が描けない人も描けるようになるかも
こども目線を大事にした、子どもを中心にしたクリエイティブ企画・制作をしているBUTTON INC.さん。毎年こどもの日にとてもおもしろいDMを送っていただいていて、毎年こどもと体験するのが楽しみな恒例イベントとなっています。そして2021年もこの4連休に遊ばせていただきました!。なぜこどもの日のDMが7月に?というと、ずっと在宅で働いていたため、会社に届いたDMの受け取りが7月にまで遅れたのでした‥。
これまでのおもしろい体験型DM
2018年はつくってかぶせてみたくなる兜のDM。ひとしきり遊んだ後に、派生して、他の紙で兜を作ってみたり、上の子が「ダークハンド」なる謎の厨二病的アイテムを作り出していておもしろかった。何かやっていると、別の新しいものが生まれてくるのがとてもおもしろい体験。
BUTTON INC.さんからいただいたカブトDM作ってかぶせてみたこどもの日。そのあと上の子も紙切って、かなり中二病的なアイテムを作ってた展開が面白かった。手に装着する式です。 浦谷 和生さん、楽しいDMありがとうございます〜(・⊆・)ゞ
Posted by 中尾 仁士 on Friday, May 4, 2018
2019年はこいのぼりの紙と色セロファンの「影絵こいのぼり」。セロファンをはさみできって鯉のぼりに貼って、日光だったりスマホのライトで照らして遊ぶもの。
窓辺の日光で照らしてみました。
通常の遊び方で遊んだあとは、色付きセロファンごしに見える色のついた景色を楽しんだりしてました。
毎回のコピーも素敵です。
そして2021年は「play!パズル」
前を向いて「あそぶ」力が未来を切り開いていく力になる。前を向いて、あそぼう。というコンセプトで、青赤黄色のシンプルなパーツを並び替えて、お題にあわせて形を作ってあそぶパズル。
シンプルな形で絵を形作る
さっそく6歳児とやってみる。こどもとやっていても、そういうやり方・表現もあるね〜、と気づかされることも多い。
たくさんのお題カード
このあまった面積の多い台紙も、「一通り遊んだあとに、自由に形を自分たちで作って遊んだらいいよ」的な、余白のしかけなのかなぁと思いました
パズルで絵が作れれば絵も描けるかも
一通りこどもと遊んでみてふと気づいたのは、このシンプルな形の組み合わせで絵を表現できるのであれば、同じようにシンプルな形での絵が描けるのでは?と思いました。
そういえばくぼみさんも言ってた。書籍「はじめてのグラフィックレコーディング」ではP54に書いてあります。
うちで使ってるエド・エンバリーさんのかごにもこういうのがあった。きっとそういうことを言ってるに違いない。
そういえば以前自分のツイートでも、細かい線がかけない太い線のペンを使うことでシンプルな絵が描ける的なことを書いてたがこれも同じようなことか?違うか。
#グラレコチップス
— 中尾仁士 ★イラスト可視化士 (@hitoc) April 16, 2021
いつも細かくギュウギュウ書きすぎて、もっと書く量を減らして概要だけ書きたい!というときに、キャンバスサイズに対してペン太さをきもち太めに設定してみる。大きな字、ざっくりした絵しか書けないので自動的に書き込み量や要素を減らせる。 pic.twitter.com/CDeNXRL122
絵を描く前のキーワード→イメージ
絵がシンプルなパーツの組み合わせで描けることはわかったけど、描けない!という人は「キーワード」→「シンプルな形」に置き換えるのが難しいのではという想像。そこをこういうパズルツールがあれば、まず初動の「キーワード」→「シンプルな形」にする部分の特訓になるのではと思いました。こういったパズルを活用したビジュアライズ・ワークショップみたいなことも、人との表現や認識の違いがわかって、とてもおもしろそう。
結局、BUTTON INC.さんの取り組みがとても素敵で、毎年のDMは家族ぐるみで楽しみにしています、ということが伝えたいだけなのですが、BUTTON INC.さんのWEBサイトはこちらから。