「路上でモノを頼まれやすい力=ヒスイの女子力」

ヒスイが考える「女子力」とは『人に道を聞かれやすい力』でした(笑)

今日はこの企画に参加しています。

女子力・・・先にヒスイの友人の中でも女子力高めな、あぽろん(笑)
および　女子力が炸裂している、はぢめねえさん(笑)が書いていたので
いっちょヒスイも、と思ったのですが、
昨日いちにち考えて、この体たらく(笑)

ああ、もうこりゃネタが出ないわ、やっぱヒスイには「テーマ：女子力」は難しすぎるわ、とガッカリしていたら、
ありましたよ、ヒスイにも！　女子力が！！

今日ですね、道を歩いていたら、向こうから電動車いすの人が来たんです。
道は、わりと混んでいました。ヒスイのほかに5～6人があるいていたでしょう。
しかし電動車いすのひとは、まっすぐにヒスイに向かってきて、声をかけてきたんです！

「でいばせ、ぼじ、あげ　くれまか？？」

言葉もややご不自由だったようで。どうもご自分で動かせるのは指先だけみたいで。
２回きいたヒスイはやっときづいて、
「あ、『帽子を上げてくれ』ですね？」
「ばい、ばい」

見れば、ややロマンスグレーのおじさま♡
その時ヒスイはちょうど、帽子をかぶっておりました。
一瞬
「あら、このロマンスグレー様、ヒスイの顔をよく見たいのかしら？？」などと、たわけたことを考えましたが、
スグに気がつきました。

おじさま、ご自分でも帽子をかぶっていらっしゃって。
これが、つばの大きな帽子で。
こういうやつね。

【モンベル】ワイドブリムハット

ワイドブリムのせいか、ずりずりずりって、帽子が下がってきたみたいなんです。
もう目を隠しそうなくらい、落ちていました。

ロマンスグレー様は、指先しか動かない。肘から上へ手があがらないので、帽子をかぶりなおすことができないんですよ。
前が見えなきゃ、車いすは自走させられませんから。

困ったロマンスグレー様はあたりを見回して
路上でいちばん人畜無害そうな(笑)、プラマイゼロ的なビジュアルの持ち主に瞬時に狙いをつけ、ヒスイのもとへまっすぐにいらっしゃったというわけなのでした(笑)。

おお、帽子を上げる役にヒスイを選ぶとは、お目が高いわ。
なにしろ車いすロマンスグレー様の帽子を上げる能力といえば、ヒスイの右に出るものは無いもの(笑)

そこでササっと帽子を上げ、視界を確保して差し上げました。
ロマンスグレー様は軽くうなずいて、にこりと笑って去って行かれました。


ここでヒスイは思ったね。
「路上でモノを頼まれやすい力=ヒスイの女子力」じゃないか、って(笑)

いや、一般的な概念としての女子力じゃないですよ。
あくまでヒスイ限定の女子力ですけどね(笑)。

もともとヒスイは、路上で話しかけられやすいタイプです。
安心安全なビジュアルなので（つまり、目立つような美人ではない(笑)）
相手も気楽に声をかけるんでしょう。

このヒスイ女子力が、もっとも強く発揮されるのが、海外においてです。
これまでの海外旅行で、ヒスイは毎回必ず「道を聞かれた」(笑)。

そんなに現地に溶けこんどんかい！　英語もろくにしゃべれんくせに(笑)！
極めつけは、カナダを周遊しているときのこと。ケベックという観光地にある中華街で、ばあちゃんに道を聞かれたときは我ながら、空恐ろしい気がしました。

だってばあちゃん、迷わず中国語で話しかけてきたんだもん。
何人だと思われていたんだ、ヒスイ(笑)？
一緒にいた台湾人の女の子に、ゲラゲラ笑われました。
くそ、話しかけるならアッチだろーが！


とまあ、世界各国（そんなに行ってないけど(笑)）の路上で、「道を聞かれる」女子力を振りまいてきました。
だからヒスイの中では『女子力=道を聞かれやすい力』ということで落着しました。

みなさまもどうぞ、理想の女子力についてお考えになってはいかがでしょうか。
いがいな、自分の力に気がつくかも。
たとえば　ヒスイの「路上力」みたいな(笑)
【了】


こんなんですけど、よろしいでしょうかね、あぽろん、はぢめ姉さん、山根さん(笑)？？


#私の思う女子力


ヘッダーはUnsplashのAziz Acharkiが撮影