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「レベルの高い納品書」ヒスイのちょいまじめなフリーランス日記

「『ない仕事の作り方』を読んだので、ヒスイも『ないブックカバー』を作ってみました」と言うお話です。

今日はこういう本を読みました。
『「ない仕事」の作りかた』  みうらじゅん

みうらじゅんが、いかに「一人電通」として、好きなものを売り込んでいったのか、が書かれているんです。

けっきょく「スキ」を追求することが大事で
だけどそれだけじゃダメで、
「スキ」をいかにプロモーションしていくかが
笑いを交えて描かれていました。

最初は図書館から借りて読んだんですけど
売れないフリーランスとして、あまりにもド中心に刺さったので(笑)
いそいでアマゾンで買いました(笑)

そしたら、来たのは文庫本で(読んだのは新書版)、
あら、ちっちゃくなったわ、なんておもっていたんですけど、
読んでみたら、文庫版には
糸井重里×みうらじゅんの対談がついてて、
これがまた、大爆笑ものでして、

だから、新書版を買うか、文庫を買うか、迷っていらっしゃるなら、
だんぜん「文庫版」を押します!!

って、何の話だって?
あ、「ない仕事」だ。

というわけで、本を読んで無駄に元気になったヒスイ。
自分でも何か「人がやってない事」をやろうって
思いました。

で、やったのが、これ。


カバーを作った!

ブックカバー。
実はこのブックカバー、古本屋の納品書でした。

バリューブックスという会社の納品書です。

コチラの会社、本に対する姿勢がとてもまっすぐで、

『バリューブックスでは、「捨てたくない本」プロジェクトと称して、
買い取れなかった本の一部を病院や学校といった施設に寄付したり、
無印良品と提携して店頭での販売につなげたりと、
受け取った本を次の読み手に届けられるよう、様々な工夫に挑戦しています。』

なんてサイトに書いてあるんです。

こういう姿勢のある古本屋って、応援したくなるじゃないですか。
だからヒスイもよく、本をまとめて処分したいときには
買取を利用します。

また、次の人の手にわたってね、という気持ちです。

こんなふうに、一般的な古本買取とはちょっと違う姿勢なので、
納品書にも工夫があります。

さっきのブックカバーの納品書。

表面にはもちろん、ふつうの納品書が印刷されていますが、
裏にはオシャレな写真を配して、エッセイストによる本の紹介記事、なんてのが印刷してあるんです。

納品書なのに、コストがかかりすぎという(笑)
だけどこういうところに
「スキ!」を突き進んで、行動にうつしちゃった強さを感じるんですね。

当然ながら、強さだけじゃなく、売上にもかかわると思う。
だからこのコスト高(笑)は、ちゃんと元を取れているんでしょう。

みうらじゅんが「マイブーム」だの「ゆるキャラ」だのを作って
まず自分に「これはすげええ!」と思いこませ(笑)、
周囲にもプレゼンを重ね、
同時多発的に記事をかき、売り込み、
ちゃんと周囲を巻き込んでムーブメントを作っちゃうという、
つよい戦略が見えてくるんです。

だから、
「ない仕事」をつくるのが、一番面白くて、
一番つよいんです。

人と同じものを書いてちゃ、アカンのよ、ヒスイよ(笑)

おっと、最後は真面目に猛省を促すところへ行ってしまった(笑)
みうらじゅんなら
「マイ反省!」とでも名付けて
のめりこんじゃうんだろうなあ(笑)

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