「だーかーらー!駆け出しは、手間ひまを惜しむんじゃねーよ。時間だけは、とっぷりあるでしょ?」ヒスイの久々フリーランス日記
今日は「駆け出しフリーランスこそ、手間を惜しんじゃダメなのよ!」というお話です。
先週、若い同業者と飲む機会がありました。
私の同期と先輩、後輩たちが入り乱れての飲み会。
なんか、こんな飲み会ばっかりやってるな、ヒスイは(笑)
そこでですね、仕事の話になりまして。
若いクリエイターが
「お客さんに対して、サービス的なことをしようかと思うんだけど
○○みたいなオマケをつけたらどうでしょうね?」
と言った。
ヒスイは、
「ふんふん、いいんじゃねえの。駆け出しクリエイターだからさ、なんかやって、名前を売らないとねー」
と思って、聞いていたが、
ある先輩が、こう言いだした。
「それ、よく似たサービスをやったことがあるけどさ、
客先からの要求がものすごいボリュームになって。
結局大変すぎて、しばらくやってから、やめたんだよね」
「あ。そうなんですか。やっぱり、やめた方がいいでしょうかね?」
若者は、あっさりとそういう。
ヒスイは翠ジンソーダを飲みながら突っ込んだね。
『をいをいをい!!
駆け出しクリエイターが楽な方、楽な方を選んじゃアカンがな!
人と違うことをやって初めて、認知されるのがワシらの仕事やんか。
そこは、おとなしくやめたらあかんのやぞおおお!』
・・・だけどもちろん、ヒスイは言わないですよ。
だって、ヒスイにとっても4~5年先輩の人がいうんだもん。
口を突っ込んだら、面倒になるだけやん(笑)
だからね。
おとなしく飲んでた。
その後も、サービスの話は全くもりあがらず、
周りを巻き込んで、逆に温度が下がっていくばかり。
別の先輩も、
「あー、あたしもそれ、やってみたことがある。対応に時間がかかるんだよねー」
「ですよね」
「勉強になる、かもしれないけどね。そういうメリットはあるけどね」
「はあ」
「まあ、とにかく大変だったわ、私も」
しかたがない。ここでようやく、ヒスイも会話に参戦。
「あのおおお、あたしもそれ、やったことありますよ。
際限なくやると大変だけど、期間を区切れば、そうでもないし。
それに、ある程度まで対応すれば、クライアントさんも納得しますよ」
でも、全体の空気はひじょうにつめたかった(笑)
マイナス47度くらい(笑)
けっきょく、べつの先輩が、
「まあ、クリエイターによっては、お客さんも『このへんでいいかー』って飽きるかもね」
と、このあたりで話は終了。
それっきり後輩は何も言わなくなった。
それからも、彼から、その種のサービスを開始しました、というアナウンスは、ない。
・・・もったいねー!!!
ほんとに、もったいねー!!!
そのサービス、たしかにみんな、やらないのよ。
お客さんの対応に時間がかかるし、
お金になるかって言ったら、
すぐに反映されるわけじゃないし。
だけどさ。
やったヒスイだから言えることもある。
やればやっただけ、勉強になる。
確実に、勉強になるのよ。
駆け出しクリエイターにとっては
「勉強になる=四の五の言わずにやっとけ!」ってことなんだけど。
だいいち、駆け出しなんだから、時間は腐るほどあるだろうがよ(笑)。
ヒマなんだよ、スタート時って。
だからさ、新人のときこそ、
学ぶ手間暇を惜しんじゃダメなのよ。
無駄かな、やりすぎかな、全然金にならないなって言うことでも
実績として積み上げていかなきゃ、
タネをまいたことにならないのよ。
タネをまかなきゃ、花も実もつかないのよ(笑)。
そういうのって、わかんないだろうなあ。
先輩にそう言われたら、
素直に聞いちゃうんだろうなあ。
もったいねー。
と、きょうも盛り上がらない彼のSNSを見ながら、そう思ったのでした。
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