「ダンナ(予定)の運勢か、ヒスイか。優先順位の問題」
こんばんは。ヒスイです。
つい先日、友人・ケロリンと飲んでおりました。そしたら突然、ヤツが言うんです。
「あのさ、おれたち結婚したら良くね?」
「――はあ?」
「でさ、おれが、"高山ケロリ"になるってことで」
ヒスイはですね、じっとケロリンを見た。
こいつがこう言うときは、なんかたくらんでる……あのスマホがあやしいな。
ばばっと電光石火のごとく、ケロリンの手からスマホを取った。
「あっ、やっぱりっ!! 姓名判断のサイト見てる!」
「だってよう、おれ、最近ツイてねえの。名前変えるといいらしいからさあ」
ケロリンはスマホを奪い返して、説明を始めた。
「な、"高山ケロリ"、すげえ運勢がいいんだよ。おまえの苗字になるわ、おれ」
(※ 「高山」も「ケロリ」も仮名であります(笑))
あたしはしばらく考えてから、ケロリンのスマホに、こう打ち込んだ。
"中野ヒスイ"。(※ 中野、は仮名ではない(笑) やつは、中野ケロリン(笑)。 ヒスイは仮名です)
「ケロリン……あたし、あんたと結婚する」
「は?」
「"中野ヒスイ"になったら、むっちゃ運勢がいいみたい!」
「……ちょお、待て。お前が"中野"になったら、おれは”高山ケロリ”になれねえじゃん。入り婿すんのが、大事なんだよ!」
「知らね」
「おまえが”中野ヒスイ”になるんじゃ、おれには何のメリットがないだろ!」
「あたしの運勢が大事だもん!」
「おれの運勢を優先しようと思わないのか!? 結婚したら、おれがダンナだぞ!?」
「あたしが、そういう女だと思う?? こんだけ長く友人やっててさ」
「――言えてる」
帰りぎわ、ケロリンが「こんなつもりじゃなかった……」とつぶやいていたのは。
聞かなかったことにしよう(笑)。
【了】
とまあ。
このような会話があったり、なかったり(笑)??
あ。言い忘れましたが、
あすは、エイプリルフールですね。
ヒスイはいつでも。お先走りの突っ走りヤロウです(笑)
1日はやいエイプリルフールでした(笑)💛
……しかし、中野ヒスイが大大吉の名前であるのは確かです。
「中野」さんを探して、結婚しようかな(笑)
さて。あすは金曜日です。
へいちゃんと一緒のお題で短編を書く日です。
お題は「ペンキ」。
明日までに何とか仕上げてきますね💛
ダイジョブです! 今度はきちんと推敲してから出します!!
明日の夜、お会いしましょう。
このお話、ひそかに師匠のエイプリルフール企画と
100本ノックに参加しております(笑)
#NN師匠の企画
#ヒスイの鍛錬100本ノック ㊵
#お題・そんなつもりじゃなかった
ヒスイの100本ノック 今後のお題:
的中←アナログレコード←ミッション・インポッシブル←スキャンダル←だんごむし←ポップコーン←三階建て←俳句←舌先三寸←春告げ鳥←ポーカー←タイムスリップ←蜘蛛←中立←メタバース←鳥獣戯画←枯れ木←鬼