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「いつか、変身する日のために」ライラック杯、『勝手にヒスイ賞』& いただきました、ありがとう日記💛

ヒスイです。今日はnoteの一大イベント、ライラック杯に参加の俳句へ
ヒスイが勝手に賞を贈っちゃいますー!!

『勝手にヒスイ賞』
ドゥるるるるるる……! 

『変身をまだ隠してる朧月』
前川あすか様ですーー!

ご本人さんの記事には
『「まだ隠してる」は未だ隠しつ?未だ隠しぬ?のような気がするのですがどうなんでしょう・・・』
とありました。

おぼろ月、そのぼんやりした感じが、
不安を隠しているようで。
それを『変身』に例えられたセンスが
もうもう
秀逸💑

ということで、ヒスイからは
勝手にこちらの140字をお送りしますー!!



『おぼろ月、削りゆく』ヒスイのムーンな140字💛

僕の彼女は秘密が多い……不安しかない。
「君については、分からない事だらけだ」

彼女はおぼろ月みたいに微笑み、

「わからない事を一枚ずつ剥がすのが、男の楽しみでしょ?」

ああもう。
今夜も月の上でぼんやり転がされる。

だからせめて、1ミリずつ光を削っていこう。

恋情で研いだ歯で。


【了】

よろしくお納めくださいませ💛



さて、ヒスイの俳句と短歌も、勝手に賞をいただきました!

まず短歌。つる先生からだーーー💛
『完璧な春の形はきみの指
スマホの上をメヌエットゆく』

メヌエット、クラシック音楽の
1ジャンルですけれども、
ちょっと足取りの軽い気分を表す音楽と
思われまして、
春の気分がとても効いているように
思われました。」というお言葉をいただき、
ヒスイはもう感謝感激💑

春のライラック杯にぴったりの歌になったかなと思います!

ついで俳句です!
はやしっぷちゃんの、HAYASHIP賞
「唇に言葉あふれて桜貝」

「たのしい雰囲気でてる!」て言うコメントが
もう春らしくて、こっちがうれしくなります!
ありがとおおお💑

この句は、苗子ちゃん賞もいただきました💛
コメントがするどくて、するどくて(笑)

「まるで桜の花弁の様な桜貝。
 可憐なイメージがあるこの桜貝を中で切った「唇に言葉溢れて」と見事につなげているご句。

 桜貝の表面にはとても薄い膜があり、この膜に虹色の光沢がある。
それを想像するだけでも「唇」の艶やほんのりとした色がイメージできるはずだ。
その光沢と色彩を繋げた「唇」から溢れ出る言葉達も春色に見事に染まっている様に感じないだろうか。

それがどんな言葉であるのか、読み手が様々な想像を描くことが出来るのである。」

このあと、
「自らここまで書いて…もしかしてこの句は…!!
思い当たる節があるのは、リンクを張るまでお楽しみにしておこうと思う。(笑)」

笑!!
あたったでしょうか、苗子さん(笑)??



短歌に、俳句に。
言葉を作るという事は
自分の中へ、つねに1ミリずつ踏み込んでいくこと。
それはおぼろ月の、頼りなげな明かりを
一ミリずつ、削り取っていく作業に似ていて。

どこまで進んでいるのか、わからず。
不安な事ばかりではありますが
いつか、変身する日のために。

今日もひたすら、自分と向き合っていきたいと思います。

みなさま、ありがとうございました。
そして前川あすか様、すてきな俳句をありがとうございましたー!!

明日、ヒスイ日記はお休みです💛
また水曜日にお会いしましょう。


みなさんもよろしければ、『勝手に賞』やりませんか?
締め切りはありませーん!


ヘッダーはUnsplashDmytro Tolokonovが撮影

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ヒスイ~強運女子・小粋でポップな恋愛小説家
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