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「やるこたやったから、あとは神さまヨロシク!」という話

さて、皆さまもそろそろコイツの話は聞き飽きたわ! とお思いでしょうが(笑)。ヒスイの元カレ、タンス(もちろん仮名(笑))。
昨夜、SNSのアカウントを消して行方をくらましました。
そして今回はとうとう同居人ケロリンが、ヤツとの連絡手段をブロック。
その顛末について最後のご報告です……。

ヒスイの元カレ、タンスはトラブル炎上だらけの男です。
直近では、この記事で『やらかした』状況を書きました。

SNSで他人のイラストを勝手に拝借し、自分のつぶやきに貼り付けて公開。
作者から『謝罪して、あらためて使用許諾とってください』と言われても
つぶやきを削除するだけでお茶を濁そう、としたものです。
逃げ切れずに、アカウントごと削除したんですね。

そしてこりずにケロリンに連絡してきた。
『ほとぼりが冷めたらまた戻るから、その時はよろしく』だって(笑)


とにかくこの男、『世界は自分のためにある。他人は利用するためにある』と真剣に、疑う余地もなく思っているのです。
だから怒られても懲りない。
他者とトラブルを起こしても、反省しない。
なぜなら
『俺のやることはすべて正しい!』からです。

あのね、信じられないでしょうが
こういう人間、本当にいるのですよ。
で、こういうタイプの行く道はだいたい同じみたいで、

①トラブルを起こす
②表面的には反省のふりをするが、本心では反省してない
③炎上したら、とりあえずアカウントを削除する
④ほとぼりが冷めたと思う頃に、復活する(実は冷めていない…)
⑤次のトラブルを起こす

あれですよ、『謝ったら死んじゃう人』ですよ(笑)
今回はケロリンも、ほとほと疲れたようで、
『しばらく連絡とらない』ってことで、ブロックすることに決めたみたいです。

いや、『しばらく』とか言ってないで、
永遠に連絡しないほうがいいよ、と思うのですが。
まあそこは、ケロの人間関係なので
放っておきます、もう(笑)。


こういうとき、ヒスイはいつも思うんですが、
人間関係のトラブルや 仕事上の行き詰まり、悩みなどは
ある程度、やりつくした方があきらめがつきますね。

『もうこれ以上は、やれることはない。
 神さま、後はヨロシク!!』


って、あずけちゃえるんですよ。
もちろんここに来るまでには、あれもこれも悩んで、やってみて
挫折して、痛い目を見るという経験は必要ですが、
その経験が最終的に
『もー、あかんわ、後はヨロシク』のゴールへつながるんですね。
まあ、ケロの場合は、
もうちょっと早く神さまに預けちゃった方が良かったんだと
思うんですけどねえ(笑)

わりと
器のデカい男です(笑)。

<゜)))彡 <゜)))彡 <゜)))彡

ヒスイにも、いろいろと悩みはあります。
仕事の事や、書いていることなど。
生きていれば悩みは尽きないものです。どんどん出てくる。
そんな中でじたばたと、もがきにもがいていると
ある時すこーん!と 抜けるときがあります。

抜けるためには、一見むだみたいな時間を過ごす以外にありません。
こんな悩みにいつまでもウジウジしてて、バカみたい……と思うのですが
バカみたいにウジウジする時間を経過しないと
神さまにゆだねきる覚悟ができません。
むだに見えること、物事の本質に関係がない枝葉みたいに見えることほど、
実は役に立つことなのかもなあって
思うんです。

などと偉そうに言うのも、先日、こんなアプリを見たからです(笑)。
本の要約サービス。
ビジネス書や各種スキル本の内容を要約してくれるものだとか。
重要なところだけがピックアップ→要約され、1冊の本が約10分で読めるようにまとめられているんです。
ヒスイも読んでみた。
10分、まさにスキマ時間で読めました。要約の文章も読みやすかったです。
無駄なく、効率よく知識を得ることができますね。


……しかし、これ、ほんとにいいことづくめか??
要約のプロセス上で枝葉として落とされた部分は、
ほんとうに不要なのか。
基本的に要約されるのはビジネス書ですから、必要な部分を引きぬくことは
可能だろうと思います。

けど。
書き手だって、言いたいことを一冊の本に詰め込んでいるはずです。
些細な一言が、こちらに響くことがある。
また本には『誤読の楽しみ』というものがあって、
読み手が、書き手の意図しない角度から勝手に読み取って
「おお、これは役に立つな!」と思うことも、あるんです。

想定外の楽しみ。
誤りの楽しみ。
これは偶然が引き出す楽しみでしょう。
そしてひとりひとりが別の楽しみを感じることもある。
読み手としての個体差ですね。

要約サービスではそういう『意外性の要素』が、かなり間引かれてしまう気がします。
もったいない。
実にもったいない!

要約された文章では見落とされてしまう『むだ』『余白』にこそ
読書の楽しみがあるのかもしれないですね。


そしてこれ、今回のケロリンと似ているなあと思うんです。
無駄や無理、余計なことをあえて、やり尽くしたから、
『神さま、後はヨロシク!』の場所へ
たどり着けた気がするんです。


ということで、ここまで面倒を見つくしたからこそ、
ケロリンはやっと、手のかかる後輩を手放すことができたんだと
思います。

生きていくって
こういうものかな??


ではまた、明日も無理・無茶・無駄を詰めこんだヒスイ日記でお会いしましょう(笑)!
おやすみなさーい!

ヘッダーはAlexaによるPixabayからの画像

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ヒスイ~強運女子・小粋でポップな恋愛小説家
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