大っ嫌いな人を”自分のため”に許すの
生きていれば、どうしても好きになれない人なんて絶対1人はいる。
「みんなと仲良く」「誰にでも優しく」なんて言われるけどそんなことできないよね。
私も、できるだけ人にマイナスな感情は持ちたくないけれど、どうしても好きになれない、会うたびにイライラしてしまう。なんて人は少なからずいる。
先日、大学の講義でグループワークをした。
そのグループはくじで決められることになった。
くじをひいて出た数字が書かれてる席に向かうと、1番大っ嫌いな人と同じ席。
8グループもあってなんで一緒になるんだ。神様はひどいと思った。
「自分に起こることは必ずなにか意味がある。あなたにとっていいことしか神様は送らないよ」なんて本で読んでいたけれど、この時ばかりは、絶対嘘だ!!って思ったよね。
でもこのままず~っとイライラしているのも、その人のことで自分の貴重な時間を使ってまで悩み続けるのもバカらしい気がして、慌ててノートに相談。
私がノートに書くときにしているのは、「執事さん」を雇って話を聞いてもらうこと。これは、こはらみきさんの「お姫さま練習ノート」の本を読んで始めたこと。
(詳しくはこちらから)
ノートに全部書き出して、全部執事さんに聞いてもらった。
「悲しかったよね~」「イライラしたんだね」って聞いてもらううちにどんどんすっきりして、執事さんと一緒に、「この出来事はわたしにもたらした”意味”ってなんだろ」ってずっと考えて、思ったのは、
わたしの周りには助けてくれる人がたくさんいるって気づかせてくれたこと。
大っ嫌いなその人とグループワークをするのはほんとうに苦痛だったけど、「嫌だな」「困ったな」って思ったときに、他のメンバーの子が助けてくれた。「手伝いますよ」「困ってることないですか?」って声をかけてくれた。それが凄く嬉しかった。
実は、半年前にその大っ嫌いな人と一緒に活動することがあって、そこでたくさん振り回されてしまったのがトラウマとしてずっと残っていて、それが「嫌い」の原因だった。
ノートで執事さんと話したことで、「あの時は1人で戦っていたけど、今回は周りにたくさん助けてくれる人がいた。あの時の私とは違う。そのことに気かせてくれたのかもしれない」って思えて、最後にはちょっとだけ温かい気持ちになれた。
もちろんその人を完全に好きにはなれないし、一生会いたくないけれど、それでも私の心の中からは追い出すことができたのかなって思う。
土足で入り込んでくる人は追い出さないとね、私のキラキラのお城の中にはかわいいものしかいらないのよ!!ってキッパリ追い出さないとだと思う。
「お姫様練習ノート」がこんなにすごい力をもっているとは思わなかったな。
みなさんの中にも「ノートは書いてるんだけどスッキリしないし現状が変わらない」「いつも結局おんなじことで悩んでいる」って方がいたら、ぜひ執事さんを雇ってみてほしい。
他の目線に立って考えることで答えが出るかもしれない。
それに、なにより大好きな人に話を聞いてもらって褒めてもらったり自分の欲しい言葉をかけてもらえるって嬉しいよ♡
すべての女の子がしあわせでありますように♡