Another
自己紹介とは?
Self introductionではない。
いつだって身の回りにはAnotherが溢れている。
それらを説明してからではないか?
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午前4時の部屋の中には、違う瞬間の僕が何人もいて
次々と僕が捨てられていく。
どこか寂しいのは何故だろうな。
光が目覚めるころには、まだ知らない僕たちがいて
次々と僕らは死んでいく。
どこか寂しいのは何故だろうな。
選ばれなかった僕らを見失わないように
涙の足跡に1つずつ名前をつけていって
もしかしたらふとした瞬間の空中線に
僕らの一瞬がフレーズを奏でたかもしれないから
どこか寂しいのはきっと。
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これが僕の身近を取り巻くAnotherの断片である。
2024/7/1 02:15