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2025年1月27日 決算短信ハイライト ファナック(6954)など
1月27日の日経平均株価は先物40500円を付ける局面があったにもかかわらず大幅反落し366.18円安の39565.80円。
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執筆時点の夜間先物では38900円、安値38660円となり、久しぶりの急落局面に入りました。
ニュースはこちらからスタート。
DeepSeekです。
これを現段階でどのくらいの影響があり、どのようなインプリケーションがあるのかを予測するのは非常に難しいです。
ただ端的に株価下落の理由を説明するのであれば
①何となくヤバい気がするから
②中華AIがローコストで完成されており、実はそんな設備投資いらないんじゃね?疑惑
この2点かと思います。
株式市場では「不透明」という言葉を嫌います。
わからないことは悪なのです。今まで生成AIのストーリーは巨額の投資をして、AIサーバーを大量に作ることで完成させる長期プロジェクトというのが常識でした。
その常識を覆したのがこのDeepSeekと今は言われています。日経新聞記事を引用すれば開発期間は2ヵ月で費用は560万ドルだと。
ソフトバンクが4年で5000億ドル、マイクロソフトが800億ドル、メタが600~650億ドル投資するといってたけど、「あれ?これいらなくね?」となっているということ。
いらないかどうかはわかりません。ただ、現段階で不足した情報内では「その可能性があるのかも?」と思わせることが絶対的なAI半導体成長神話を根底から覆す可能性があるため、今は売られるということなのかなと思ってます。
もし中華AIが本物であり、米国AIも安価で作ることができて、投資いらないんじゃね?となれば神話は崩れます。
とはいえ、中華AIが完成形なのか?といわれるとそうではない気もしていて、もっと性能を上げていくにはもっとたくさんのGPUやサーバーが必要になるかもしれない。このあたりを見極めに行くステージに移行しそうです。
さて、こんな中ですが本日も大型銘柄決算が2銘柄ございます。
6954 ファナック
6988 日東電工
本日もよろしくお願いします!
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