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2024年4Q決算に向けて持てる総合商社銘柄ランキング
ちなみに本決算に向けたセクター記事第一弾は自動車・第二弾は石油銘柄
第三弾は損保3社、第四弾は商社にフォーカスしていきます。
本決算では中期経営計画公表が3社
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5月には新中期経営計画が公表されるのが伊藤忠商事・住友商事・双日の3社となります。
また、逆に中期経営計画の最終年度に突入するのが三菱商事・丸紅です。
中期経営計画に2年目に突入するのは三井物産と豊田通商になります。
やはり新中期経営計画を発表する銘柄を特に注目されることになると思います。
7大商社のバリュエーション分析
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年初からの株価上昇で、7大商社すべてがPBR1倍を超えるという形になりました。
配当利回りも高くて3%強、低いと2%弱まで来てしまい、以前のような割安感はなく、だいぶいいバリュエーションになってきたなという印象は受けます。
しかしながら、商社の収益力の高さは既に国内投資家のみならず、ウォーレン・バフェット氏を筆頭に海外投資家にも知れ渡ってしまったため、今後も高い収益力と事業ポートフォリオを組める銘柄で高い還元を維持できる場合は更なるバリュエーション拡大余地があると見て問題なさそうです。
2023年1月以来の株価パフォーマンスランキング
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1位 三菱商事 +150.74%
2位 豊田通商 +116.56%
3位 三井物産 +89.29%
4位 丸紅 +77.80%
5位 住友商事 +70.57%
6位 双日 +64.83%
7位 伊藤忠 +62.36%
全社しっかりとあがっているのですが、天下の伊藤忠がまさかの最下位に転落。
その中で、三菱商事が今回3Q決算で頭一つとびぬけたカタチです。
多少住友商事、双日のパフォーマンスがよくなっているのが特徴でしょうか。
では、7大商社の本決算のカタリストを確認していきたいと思います!
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