Blender 無料アドオン Auto Mirrorの使い方


アドオンのインストール

Auto  MirrorはBlenderのバージョンが4.2からExtensionにあります。バージョン3.x~4.1まではアドオン[Add-ons]にあります。アドオンとExtensionのインストールは過去の記事をご参照ください。

Auto Mirrorの使い方

パネルの表示
Nでサイドパネルを表示→編集[Edit]→Auto Mirror

オブジェクトを選択した状態で、Auto Mirrorボタンをクリック

オブジェクトにMirrorモディファイアが追加されている。アドオンを使わずMirrorモディファイアを追加するのとの違いは、原点を基点にして指定された軸にオブジェクトにエッジが追加され左半分の頂点が削除される点。

中心にエッジが追加された。ループカットをする手間が省けるので便利

設定

Axis
ミラーをする軸の方向

Orientation
正方向[Positive]、負[Negative]

サルの頭をY軸でAutoMirrorを適用したPositiveとNegativeの比較

Positiveでは頭の後ろ側が残り、Negativeでは前側が残って反転される。


しきい値[Threshold]
左右対称の境界線付近にある頂点を結合する範囲。この値が大きいだけ頂点が集約されるので、基本は0.001のままでOK。

しきい値をあげた事で鼻の窪みの部分の頂点が結合された

Toggle Edit
チェックを入れるとAuto Mirrorをクリックした際に編集モードに移行する

Cut and Mirror
チェックを入れるとミラーする側の頂点が削除される
チェックを外すと原点を基点にしたところにエッジを追加するだけになる

Use Clip
MirrorモディファイアのClippingにチェックを入れる。Clippingは指定された軸を超えた頂点が移動するのを防ぐ機能。

頂点を選択後、ミラーをかけた側に移動しようとするとロックがかかり平面になった

編集化[Editable]
チェックを入れるとAuto Mirrorをクリックした際に編集モードに移行する(Cut and Mirrorのオプション)

Apply Mirror
Mirrorモディファイアを適用する(Cut and Mirrorのオプション)

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