ブロガーを超えていけ 職業の名前の枠を超えていきたい
妥協した職業「派遣英文事務」
文章を書くのが好きだから文章を書く仕事をしたいと、大学生の時に何となく思っていた。
でも、文章を書いてお金を稼ぐことは難しいだろうと判断して、得意な語学で、英語力を活かした仕事をしたいと思った。
新卒採用の就活は自分に合っていなかったので、リーマンショックを言い訳にして就活はまともにせず、内定なしのまま大学を卒業。
その半年後くらいに派遣で英文事務の仕事に就いた。
正社員になることには興味がなかったので、その後も派遣で外国特許事務や翻訳の仕事をした。
思い込みの天職「ブロガー」
30歳を過ぎた頃、なんでもいいから自営業者になりたいと思った。
ネットで自営業について検索していたら、ブログの広告収入で稼ぐ「ブロガー」という職業があると知り、アフィリエイトブログをやってみて実際に稼げるようになり、個人事業主になった。
ブログに自分で文章を書いてそこから収入を得ることができた。
「文章を書く仕事をしたい」と思っていた夢が叶ったかのように思われた。
でも、少し違った。
アフィリエイトブログは、自分が書いた文章によって、人に行動を起こさせ、そのことによって報酬をもらう。
それも悪くはない。
自分の文章が誰かの行動につながってお金をもらう。
悪くはない。
でも、私の文章そのものに対して直接お金が支払われるわけではない。
今の私は、ブロガーとしてお金を稼ぐことだけで満足できなくなってしまった。
いや、そもそも、それでは満足できないことは明らかだったのに、今までずっと無意識のうちに逃げてきたと言うべきだろうか。
随筆家・作家・著述家になりたい
私は私が書く文章そのものに価値を見出してもらってお金をもらいたい。
自分にとって、ブロガーという職業が天職のように思った。でも違った。
私がなりたいのはもうブロガーじゃない。
随筆家や作家、著述家と呼べるものだ。
私たちは何度だって思考停止に陥る危険性を抱えている。
自分の現在の職業を天職だと思い込んでしまうのは怖い。
自分を職業名の枠に嵌めてしまって、身動きが取れなくなってしまう危険がある。
個人は自由な存在であるのに、職業名の言葉の定義に嵌められて、自由な思考や行動ができなくなってしまってはいけない。
職業名はあくまで分類である。
職業の名前の枠にとらわれず、やりたいことをやっていこう。
時々、自分が思考停止していないか疑いながら。
派遣で英文事務職に就く方法についてはこちら↓
私がブログで稼いでいる方法はこちら↓