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イラっとするのは自分の能力が高いから

心穏やかに日々を過ごしたいと思っても、他の人の言動にイラっとすることがある。

最近、人の言動にイラっとするのは自分の能力が高いことが理由ではないかと考え、この事実によってあらゆるイラっとする感情に折り合いをつけることができるのではないかと考えた。

そこで、実際にあったイラッとした出来事を例にとり、その例から自分は何の能力が高いのかを考えてみる。

イラっとした例①頼んだことをやってくれない

日常的によくイラっとすることがあって、それは、家族に「これやっといてくれる?」と頼んで、本人も「やっておくね」とその場では言うのに、やってくれていないことが多いこと。

これについてはかなり頻繁にイラっとしているのだが、なぜこのことにイラっとするのか考えてみた。

自分だったら人から頼まれて「やっておくね」と言ったことについては、すぐにやるタイプで、すぐにできないとしたらメモしておくなりスケジュールに入れておくなりして、忘れてやらないということがほとんどない。

けれども、頼まれたことをすぐにやらない人もいるし、やろうと思っていても忘れてしまう人もいる。リマインダーやカレンダーなどに予定として入れておくことも面倒でやらない人もいる。

それに引き換え、私はすぐできることはすぐにやってしまうタイプで、やるべきことをほとんど忘れない記憶力があり、すぐにできないことで、もしかしたら忘れそうな場合は、忘れないためにメモやGoogleカレンダーにすぐ入れておく習慣が身についているという強みを持っているのだ。

つまりは、私は実行力、記憶力、タイムマネジメント能力が高いのである。

イラっとした例②遠慮がない、押し付けがましい

もう何年も前のことだが、印象が強すぎて今でも覚えているイラっと体験を例にとってみる。

私がドラッグストアでハンドクリームを買おうと、何種類かのハンドクリームをテスターで試して、「よし、これにしよう」と決めてレジに持っていき、会計でクレジットカードをトレイに乗せたタイミングで、おばさんの店員が横からやってきて、「ハンドクリーム?これもいいわよ」と私に断りもせずに、私の手にそのハンドクリームを塗りたくってきたのだ。

私が、「あ、これベタベタするので結構です。」と答えると、そのおばさん店員は「ベタベタしないわよ」と言って一向に引き下がらない。

そこで、レジでお会計をしている方のハンドクリームを指して「もうこちらに決めましたんで」というと「あっ、そう」と不機嫌そうな態度を取ったのだ。あたかも、「せっかく私が勧めてあげているのに」といった感じで。

これには猛烈にイラっとした。

レジで会計をしているところに割り込んできて無断でハンドクリームを私の手に塗りたくられただけでもイラっとしたのに、そのあとさらに、おばさんが勧めたハンドクリームを私が断ったことでもろに不機嫌な態度を取ったのだ。

いや、不機嫌になりたいのはこっちだから、という話なのであるが、まぁそのおばさんは遠慮するということを全く身につけておらず、且つ圧倒的に押しつけがましく、自分の思い通りにならないとすぐに不機嫌になり、相手が悪いと思い込むというのがデフォルトなのだろうと、今ではそう推測する。

そういう性格の人間に生まれてこなくて良かったと心から思う。

この出来事からわかることは、自分はこのおばさんとは違い、他人に対して遠慮することが(たぶん)できて押し付けがましいことは(たぶん)しない、人の気持ちを察する能力が高い人間であり、自分の思い通りにことが進まなくても不機嫌になることが少ない穏やかな性格であるという強みを持っているということ。

「(自分は人の気持ちを察する能力が高い人間だから)自分だったら他の人にそんなことをしたりそんな態度を取ったりしないのに」と思うからイラッとするのである。

イラっとした例③人の考えや価値観を理解しない

家族に何かを言われてイラッとすることはよくあることだろう。

私が半年くらい前に親に言われてイラっとしたのが、

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