メンタルクリニックに行ってみた日記

早く対処したかったので、朝9時に予約をしたが、16時に変更した。

外に出て電車に乗り、その道中で自分の世界の小ささを知った。

乗車駅は乗り慣れているはずなのに、新鮮さを感じたから。

しばらくろくな外出もしていなかったので、人の視線や姿が見慣れない。

初めて会う人のなんと多いこと。

隣の席の親子は、旅行みたいだ。
父親は駅名から、この土地名の由来について語っていた。
子供は退屈そうに、父親はその退屈な間を埋めるように喋る。
父親の気持ちを汲んでか、子供の方はまばらではあるが相槌を絶やすことはない。
そんな関係が羨ましいなと思った。

また、その子供ではないが、電車から降りる際に僕と視線が被った子がいた。

2人とも、見るべきものでもない、降車位置から少し見える、遠くにある新幹線の発車を見た。

クリニックに着いた。

医師の方が2人しかいなかったから、長い時間待たされる事になった。

これなら予約してる意味がないとは思う。
しかし三連休に働いてくれる方がいてくれる事に感謝した。

そして、暇でスマホの充電も少ないので、ノートに自分の考えを書き留めることにした。

2時間ほど待って、診察して貰った。
話していて泣きそうになった。
また、途方のない問題に直面している様な気がした。

診察はすぐに終わった(ように感じた)。
30分ほどぐらい。

一番の気づきは、自分は悪い人間ではない事だ。
そして、自分以外に誰もこの感情を処理出来ない事だ。

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