最新人材ビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本
秀和システム出版 土岐優美著
こちらも、本業キャリアカウンセラーとしては、一応ご紹介してみたくなったので、久々に書棚から引っ張り出してきました(笑)
2016年初版で手元にあります。私が独立したのは2004年ですが、その頃はまだまだ「キャリア」という言葉に対する違和感、キャリアカウンセラーという職業への認知が弱かったことを記憶しています。
産業カウンセラーの資格の勉強をしたのは、2002年ですが、バブル崩壊後、就職氷河期世代としては、今後ますます時代のニーズとして「キャリアカウンセリング」が必要とされてくるだろうなという直感もあり、手あたり次第勉強して取得しておいた「資格」でもあります。
ベンチャー企業に就職してしまったので、結局時期を早めて独立したわけですけど、まあ、楽な道ではありませんでした。現在進行形であれこれ厄災にも見舞われたり、プライバシーにかかわるのでここでは特に触れませんが、NPO代表としても「困っている人を緊急的に支援する」場面が本当に頻繁に起こっています・・・。
プロフェッショナルの”技量”はありますが、時間の制約がありすぎて、なかなか現場の仕事に注力することもできず、専門家との橋渡し役としてのマネジメントも行いながら、”著述家”としてのライティングも、研究活動の傍ら三足の草鞋を履きながら細々と続けてきました。
マスメディアにたよるよりは、オウンドメディアを構築しようと、ニュースサイトの立ち上げにかかわっていた時期もありましたが、「事業」として成り立たせるには、スタッフの問題も大きくて継続ができなかったりしました。
クラウドファンディングは、プロジェクトベースでの仕事なので、フリーランスとしては安定はしません。
転勤族妻なので、いわゆる「地元」という概念なく第4の居場所"estage"を必要な人、必要なコミュニティに「研修」「講座」として提供したりしています。コロナでオンライン化してますけど、あらゆる方向に広げるわけにもいかず、新しい「モデル」を現在構築中です。
機能不全家族への介入コンサルも”チーム”で介入できますが、解決までの道のりは簡単ではありません。方策は示すことができても、実働部隊は”熟練”を必要とします。カウンセリングスキルは遊びではありませんので。
・・・ということで、フリーランスのキャリアカウンセラーとしては、やれるあらゆる手を尽くして働きながら、発達凸凹の三人の実子のケアも含めて、毎日タイヘンな状態ですが、東奔西走しています。愚痴っぽくならないように、真摯に未来のために働く人への「支援」を続けて参ります。
人材業界を熟知するフリーキャリアカウンセラーの一人として、本当に「キャリア」に困っている人に、「真実なサービス」を届けたいなと考えています。商業出版の形で2冊目は企画を練っております。
「個人」の幸せを徹底的に追及中の悩み多きカウンセラーです。
※写真は八ヶ岳で昔に撮ったもの。コロナが終息してほしいですね。