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ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用

本業がキャリアカウンセラーですので、たまには専門的な記事風にタイトルをつけてみたくなりました。

現場、特に個人向けキャリア形成支援活動を、ワーキングマザーの立場で行っていますと、残念ながら「ビジネス音痴」な方々に多く出くわします。特に私のようなロスジェネ(超氷河期に就職活動をした世代)の女子は、いわゆる”ビジネス”について働きながら学び取る「機会」が無かった方も多く、よほど自分で意識しない限り、激動する現代のビジネス環境の中で通用するスキルを得られていない場合が多いです。

時給1000円~1500円のアルバイト生活では、一家を養えるほどの生涯年収を得ることや、社会保障も不安定ですから、子供を養おうという考えに至ることができない厳しい現実も見え隠れしています。

努力が報われない暮らしは、人を病ませます。

ベーシックインカムの導入は政治の領域の判断になるかと思われますが、日本の「格差」は、放置できないレベルに至ってしまっています。

「個人」を支援するキャリアカウンセラーという立場は、ニュートラルな立場ですので、経営されていらっしゃる方のカウンセリングやコーチングも行ってまいりました。本当に、今の現状は良いものではありません。

人口減少、超高齢化、日本人の平均年齢は48.6歳(世界第2位)という現実をどれだけ多くの人が理解しているでしょうか?

過渡期なので、あと30年もすれば自然淘汰されて日本の人口は6000万人くらいで落ち着くのではないかな?と人口動態統計や、様々な世界のマクロ指標なども研究しながら判断していますが、未来予測は当たりません。

トランプ大統領夫妻が新型コロナウィルス感染症陽性だったという記事にも驚いたように、未知の感染症は人類の歴史の中では当然のことですし、時間軸を宇宙時間と比較して考えれば、人間の100年の一生など米粒以下でしかありません。

だからこそ、ほんの一瞬の輝きを大切にしながら、尊い命の輝きを奪われないように、後世へと続く命を育む「親」の役割こそが必要な時でもあります。

発達凸凹は、ギフテッドとも呼ばれ、人知を超えた「特異な才能」である場合も多いです。わが子たちも、よく言えば「ギフテッド」でしょうし、わるく言えば「変態」(笑)

・・・米粒ほどに小さくても、どんぐりの背比べだとしても、ひとり一人の存在は、とても貴重で大切な命です。

目を覆いたくなるような厳しい現実が目の前にあるからこそ、「平和な暮らし」に感謝し、困っている人を助け、病気の人を癒し、「今」に最善を尽くして「生きる」そんな理念で非営利団体も運営してきました。

まだまだこれからやるべきことが多いので、自分が倒れることが無いように、自立した独立系キャリアカウンセラーとしても自己研鑽してまいります。

千里の道も一歩から。活動記録と理念をまとめた自著『自分らしいキャリアを拓く羅針盤~生き方・働き方をリノベーションしよう~』は、Amazonからご購入いただけます。今後の事業活動を予見させる体系を説明したものなので、本を読んだだけではよくわからない面も多いかと思いますが、一緒に作り上げていきたい!という気概のある奇特な方がいらっしゃれば、是非ARCA®の活動に関心をお寄せください。

ジョブ型雇用が日本に根付いてくると、これまでのような新卒で企業に入れば一生安泰というような考えは持つことができなくなります。必要な技能、技術を磨き続けることができなければ、食べていくことすらできなくなる可能性があります。

危機感をあおるつもりは毛頭ありませんが、学べる時に学び、与えられた能力を伸ばし、社会に貢献する気概を持って、希望的に前進してほしいと願っています。

今8歳の娘が成人するころ、どんな世界が広がっているのか、その選択は「今」にかかっています。願わくば、世界が平和でありますように。

親として、子供の幸せをただ祈る気持ちで、邁進します。

※写真は、昨日に続いて、某所で撮ったオブジェ。癒されます(^^♪

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