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高校教育の大改革!だってさ。

今日、私が今年度担当する授業の「年間指導計画」なるものを作成していました。報告用なのか公開用なのか、そんなことはもはやどうでもよいくらい、「ぶっちゃけこんなの………じゃないか」と思いながら作っていました。


あ、そういえば……
我が県の教育基本方針が発表されたんだったわ。と思って、動画で配信されている教育基本方針の説明を見たんですね。すると、

予定調和の学習ではなく、次から次へと探究心が湧いてくるような学習を……指導の大改革を

とおっしゃってたんですね。

なるほどなるほど……ん?……
さっき作ってた年間指導計画とは……?


そう、根本的な部分から指導の仕方を見直し、探究的な授業をした場合、年間指導計画とはなんなのか?シラバスとはなんなのか?学習指導要領とはなんなのか?こういったものが全て意味をなさなくなってくる。文科省や県が言うような探究的な学習が本格的に行われれば、自己矛盾が生じてくるのではないか?

公立高校では理想と現実が乖離しすぎている。

こんなものはたかだか一例で、ICT教育なんか、ほんとに「笑わせるな」と思いたくなる。教員に1人1台もパソコンがない、電子黒板もタブレットもない。家庭に全てWiFi環境やスマホ、タブレット、パソコンが揃っているわけでもない。こんな中でどうやってやれと言うのか。

とにかく生徒がかわいそうなんですね。このままでは本当に日本の教育は、社会の動きにどんどん遅れをとっていきます。もっと、教育という分野にお金をかけるべきではないのでしょうか?理想を掲げるならばその分、大規模に予算も当たるべきです。目に見える形ではほとんど何も変わっていません。

目先の利益ばかりを求めている為政者や国は必ず滅びます。歴史は我々にそう語っているはずだと思うのですが。

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