GIMP2.99.xのプラグインバグ報告やりとり(解決)
ここんところ、GIMPの3.0開発バージョン(2.99.7 nightly)を使いながらArrowプラグインのバグ報告をやっていました。無事解決しました。↓
やり取り内容はこちら↓
Arrowスクリプトとは?
GIMPでパスツールを使ったこういう矢印(↓)が作れるプラグインです。
これが2.99.x系(3.0に向けた開発途中版)だとエラーで動かなくなっていました。どうやら仕様が変わったようで変数名などに変化があるのが原因だったことが分かりました。
というわけで開発者さんが棲息しているフォーラムを探し出し、バグ報告をしたところ、細々としたフィードバックをすることになり、最終的にうまく動くようになりました。(パチパチ)
GIMP公式にも矢印ツール実装を要望してみました
簡単に矢印を作れるというのは2Dグラフィックツールには必須の機能と思っています。これがパスツールの起点・終点に自由につけられたら非常に便利です。KritaやAffinity Photoのパスツールなどにはこの機能が備わっているため非常に便利。残念なことにGIMPのパスツールにはこの機能が標準では備わっておらず、プラグインでカバーしています。
(現在開発途中版の最新版2.99.7ではこのような感じです。↓_)
せっかく線のスタイルも選べるオプションがあるのだから、起点・終点のデザインも選べる機能があると良い、と思い、FacebookのGIMP公式のほうでリクエストしておきました。いつか実装されると嬉しいです。
まとめ
・・・と、こういう感じで気に入ったアプリはせっせとフィードバックするのがライフワークみたいな感じになってます。GTK3で書き直された新しいGIMP 3.0、個人的にかなり気に入っています。Blender 2.8のような「化ける」可能性を秘めていると思っています。
オープンソースソフトウェアのプロジェクトはこういうユーザーからのフィードバックを常に求めてられています。フィードバックがなくなったらプロジェクトは沈静化し、死んでしまいますからね。どんどん使って、こうやって情報をアップするのも宣伝になり、ユーザーも広がると思ってこうやって書いています。
Kritaも完成度が高まっており、Linuxのクリエイティブツールも充実してきました。この記事を読んで気になった方、もう一つの雄であるGIMPも応援しましょう! 「いまさらGIMP」と思う人もいるかもですが、次期バージョンのGIMPはホント、良いですよ。
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