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Pop!_OS on CHUWI

ヒンジが壊れたということで譲ってもらった格安14インチノートPC「CHUWI LapBook Pro」にPop!_OSを入れてみました。

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マシン情報

「Chuwi Lapbook ヒンジ 壊れる」でググると色々出てくる機種です。↓

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ヒンジの根元部分をボディに留めるプラスチックパーツが貧弱らしく、開閉を繰り返しているうちに割れてしまう案件多発のようです。クレームが多かったのかアマゾンではすでに新品はないようです。中古が2万円ほどで出てますが決してオススメはしません(笑)。代わりに「HeroBook Pro」という後継機が出てますね。

ヒンジ修復

というわけで、壊れた部分を修復します。使うのはこれ一本。↓

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私がメタルフィギュア制作に使っているエポキシ系強力ボンド。重いホワイトメタル模型を落下させてもパーツが取れないくらいのスグレものです。

これを壊れたヒンジを覆うくらいたっぷり塗り込んで上部ボディと接着。↓
ネジが飛んで無くなってたりしてちょっと不格好ですが、このボンドならいけるはず。

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5分ほどで硬化しはじめるため素早い作業が必要です。念の為、1日放置して完全硬化させました。

修復成功。↓ ガチガチです。開閉もOK。

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何度か開閉してみましたが、ガッチリ接着されているようです。乱暴な使い方をしなければ実用上は問題ないはずです。

重大欠点はあるものの

ただ、「やっぱ格安中華製はダメだよね」という事が言いたいわけではありません。このLapBook Pro、デザインやコンセプトはとても良いのです。
こんな究極にシンプルな薄型デザイン筐体のノートは他にありません。メーカーロゴがないのでMacbook、DELL、hp、Surface以上にシンプルです。↓

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14インチで1.3kgとMacbook Air並に軽くて持ち運びも苦にならないサイズなので、ヒンジ部分を強化してRyzenモバイルシリーズでも乗せたものが出てくれば、持ち歩いてもダサくない最強のモバイルPCになると思います。ブランド力や格安中華製というバイアスを取り除いて捉えると結構好みです。日本製ではここまで振り切った製品は出てこないでしょう。正直、よく家電量販店に置いてあるような10数万するFujitsuやTOSHIBAなどのノートより遥かに好みです。

Pop!_OS 21.04をインストール

USBスティックを指してF2を押してUSB起動。SSDは256GBしかないのでデュアルブートは考えず、Windowsを完全削除・初期化してクリーンインストール。インストール作業はあっさり完了。↓

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CPUはCeleron N4100、4コア2.4GHzです。メモリは8GB搭載。ヘヴィな用途には当然無理がありますが、ネットや動画閲覧、Office系アプリやテキスト系の処理であれば十分に使えます。

というわけで、色々と実験機として使ってみようと考えています。

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参考資料


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