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Manjaro&Pop!_OS二刀流(4)

前回(↓)の続き。

アプリ編。色々入れてみる

前回はシステム周りの機能でした。今回はアプリ編。

・・・と、その前に、入れておくと便利なArch系コマンドyayを入れておきます。「AUR Helper」と呼ばれているものです。AURとはArch User Repositoryの略です。Arch系はインストールにはpacman、ソースのビルドにはPKGBUILDを使います。AUR Helperは、ようはこれら一連の

ソースをダウンロード>コンパイル>インストール

という作業をコマンド一発で簡単に出来るもの、というわけです。いやこれ便利ですね。Pop!_OSにも欲しい。

(yayのインストール)

sudo pacman -S --needed base-devel git
git clone https://aur.archlinux.org/yay-git.git
cd yay
makepkg -si

Google Chromeを入れてみる

Google ChromeはUbuntuなどdeb系とFedoraなどrpm系しかパッケージが用意されていません。↓

というわけで、ManjaroなどArch系LinuxでGoogle Chromeを導入する場合はソースコードからビルドしてインストールする必要があります。

yayを入れておけば、Google Chromeもコマンド一発です。

yay -S google-chrome

ソースを落としてビルド&インストールするので少々時間がかかります。コーヒーでも飲みながら待ちます。

インストール完了。↓

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余談ですが、上の画像に見えるTeams、Zoom、VSCode、Inkscape、Slack、Discordはflatpakで配布されているものをインストールしました。flatpakで配布されるアプリは依存関係がパックされていてどの系列でも動くので便利ですね。こういうパック形態はflatpak、AppImage、Snapとありますが、私はflatpak>AppImage>>Snap の順に好みです。SnapはCannonical社が牛耳っているイメージがあって好みではありません。Snapアプリは今のところ一つも入れていません。

ManjaroでもMacOS9

PowerMacエミュレーターのSheepShaverもAURにありました↓。

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こちらはGUIでクリックするとダウンロード&ビルドが始まります。上手くインストール出来たのでPop!_OSで作ったMacOS9の環境を移植して動かしてみました↓。

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問題なく動くようです。解像度は1920X1080を125%拡大換算で低めに設定しました。クラシックMacOSはこのくらいがしっくり感がありますね。

Blenderもインストール

Blenderは特に書くまでもないくらい、アプリ管理ツールで簡単に最新安定版がインストール可能です↓。

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起動はだいたい2秒くらいです。この低スペック(Celeron N4100)でこれなら十分早い部類と思います。

ひとまずまとめ

今回はArch系の世界観と言いますか、最初にぶつかるであろうインストール周りの所作と便利コマンド「yay」についてのメモランダムでした。
UbuntuやPop!_OSなどのDebian系しかほとんど使ってこなかった私が最初に「pacmanて何?」「pkgbuildて何?」「yayって何?」と思ったのがファーストインプレッションだったので、誰かの役に立つかと思い書いてみました。

ではまた。

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