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20代でやってよかったことvol4

こんにちはhissy(@hissybiz)です。今日も20代のうちにやってよかったこと、やらなくても良かったことを書いていきたいと思います。20代のビジネスパーソンの参考になってくれたら嬉しいです。

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膨大な意思決定

20代でやってよかったことのvol4は「意思決定」です。しかも数多くの意思決定をしたことです。意思決定は質よりも数だ、というのが20代で学んだことです。

「意思決定」つまり「何かを決める」ということです。皆さんはビジネスをする上でも私生活でも「意思決定をする」ことを意識していますか?

もし意識していなのであれば、今日から意識することをオススメします。

私も、最初から意識していたわけではなく、ある人の言葉がきっかけで意識するようになりました。

私の初めての上司であり、私が1日7時間読書して過ごしていたのを容認してくれた非常に懐が深く、めっちゃ頭が良く、話のわかる人が言ってくれた言葉です。
※会社で1日7時間読書をしていた話は以下記事を参照ください。

その人が私が新人時代に言ってくれた言葉が以下です。

「hissyくん、「何もしない」というのも「何もしないという意思決定」をしているんだ。何もしないなら、何もしない理由が必要なんだよ。」

シンプルなんですが、なるほどな、と思いました。

もともと、意思決定は相対的にしている方だと思っていましたが、この言葉を意識してから、さらに意思決定の量を意識しはじめました。

意思決定の量を増やす上で、重視しているのが以下のようなことです。

・何でもかんでも疑問・仮説をつくる
・仮説をすべて検証する
・重要なもの以外忘れる

・何でもかんでも疑問・仮説をつくる

上記の言葉にあるように、何かをするにも、何かをしないにも、全てに理由をつけていきました。そのために、「あれ、なんでコレやってるんだっけ」であったり「もっと、こうしたら良いんじゃないか」という仮説を何をするにしても、疑問を立て、仮説をつくっていきました。

たとえば当時の私が思った疑問、仮説の一つに「なんでメールする必要があるんだっけ」があります。

メール、すごく来ませんか?シンプルに「なんで?」と考えたんですよね。そこで考えたメールの内容の仮説は以下のとおり。

・何かを共有したい
・何かを通知したい
・その他無駄な情報の独り言

上記のうち、本当に大切なことは「何かを通知したい」と「何かを共有したい」の一部なのですが、99%のメールは大切なことが書いていないメールであると考えました。感覚的に、そんな気がしたので。

そこで、実行した意思決定は「ccに入っているメールは絶対にみない」です。

toで自分に来ているメールだけしか見ないことにしました。メーリングリストに来るメールもみません。あくまで、to hissyのメールだけしか見ないと決めました。

すると、ほとんどのメールを読む必要がなくなりました。メールを読む時間は10分の1にはなりました。

そんなことして、仕事にならないでしょ?

と思いましたか?私も考えました。けど、無駄なメールを読まないと仕事ができない理由が正直ありませんでした。

というわけで、新卒1年目の時点で上記の意思決定をしているのですが、メールを読まないことで困ったことは、ほぼありません。たまに「なんで読んでねーんだよ」と勘違いした人に怒られるくらいです。笑

・仮説をすべて検証する

続いて、立てた仮説をすべて検証することです。

仮説をたてるのは結構かんたんにできます。一方で、実行して検証することは面倒なので、やらない人がいます。

これは、非常にもったいないです。せっかく立てた仮説を検証しないと意思決定の数を増やすことができません。

先のメールの話も、結構多くの人が「無駄メール多くね?」までは考えるのですが、本当に読まない選択肢を取る人は少ないですよね。

意思決定を増やすというのは、仮説検証を繰り返すことになるのですが、この「やってみる勇気」を出してみることです。

しかも、すべて検証してみましょう。

検証しようと思ったら、結果的に立てる仮説が「現実的なものになる」という良い副作用があります。

自分にとっての検証可能な現実的な仮説を立てまくり、検証しまくるわけです。

すると勝手に意思決定の量が増えていきます。

・重要なもの以外忘れる

意思決定の数が増えてくると、その結果わかることも増えていきます。

ここで初めて意思決定の質の話なのですが、意思決定の質は最初は悪いです。

仮説も、全然はずれます。

ただ、そんなことはどうでも良いのです。

重要なものでなかったことがわかった仮説は、すっかり忘れてしまいましょう。

忘れないと次に行けないですからね。

そして、たまに「お、これは」という意思決定ができると思うのですが、その重要な意思決定の結果得られたことこそ、しっかりと身につけ、覚えておくのです。

そうこうしていうるうちに勝手に意思決定の質が上がっていき、自分が検証可能な仮説の範疇も広がっていくのです。

例えば、私は新入社員時代から、そんな癖がついていたので、その後に管理職、執行役員と、20代のうちに企業内での意思決定の数と責任が大きくなるポストについていきましたが、意思決定については楽々こなせました。バンバン決めまくりです。

更に言うと、企業の管理職の仕事言うのは「意思決定すること」「責任を取ること」この2つです。

特に重要なのが意思決定することです。

意思決定する経験が乏しいと、いざポストに付いた時に「決められない上司」になります。

超無能ですよね、そんな上司。

そんな上司になりたくないですよね?

さ、今日から意思決定の量、増やしていきましょう。絶対にあとあと、意識付けデキていてよかったと思う時が来ます。

お読みいただきありがとうございました。
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