CD:敗者復活戦自由形、それでも闘う者達へ

PENGUIN RESEARCHの音楽は、どんなに激しても、結構、無垢な所があって、純情だな、と思う。 

ヴォーカルの声質が大きいけど、闇がない。そこがとても好い。

才人が普通を極めて非凡になった様な、ある種の育ちの良さが爽やかだ。 

時代や国が違ったら、こういうのを精神の貴族性とでも呼び習わすんじゃないか。

嫌みなくらい、嫌みのない音楽をやる。

それを、軽いと見るか、軽やかと聴くかは、個人の感性よりも、生まれた時代の空気、世代の壁に依存するのかも。

これ、きちんと賛辞になっているかな? 

メンデルスゾーンみたいな音楽だな、と思う。最も良い意味で。

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