一日の出来事
カフェでそろって食事をしていると、いつもの調子で笑わせてくるので、あまりに面白くて凄く笑った。笑っていたら、実際にも笑っていて、目が覚めた。顔の筋肉が笑う形に動いたことにビックリして、人は目が覚めてしまうのですね。
早く目が覚めたので、部屋のCDラックを長めに行って、聞き返したいCDを引っ張り出す。それを聴きながらコメダまでモーニングをしに行く。帰ってきてもCDを聴いた。お昼を簡単に食べ、ヒルナンデスが終わる頃に、まだそれを聴いていたくて散歩に出かける。2駅分ほど歩いて、さらに電車に乗り3駅先のジュンク堂書店まで本を眺めに行く。何も買わなかった。何事もない、なくてもいいような日だった。4駅分電車に乗り、1駅分歩いて帰った。
ふと、今日は笑って目が覚めたんだと思い出す。それがなんだかとても幸せに思えて、それだけで今日一日があってよかった、と思った。嬉しくて、笑った日だった。