セルビアの廃棄物③ 〜訪問した感想や他情報〜
セルビアの廃棄物③ 〜訪問した感想や他情報〜
目次
1.廃棄物の状況 〜郊外編〜
2.廃棄物の状況 〜市街編〜
3,訪問した感想や他情報など ⬅︎⬅︎⬅︎ 今回
まずは改めてセルビアという国を皆さんに知ってもらいたいので以下にポイントを記載させていただきます。
・言語:セルビア語
・国土:北海道と同等
・人口:712万人(埼玉や愛知と同じくらい)
・平均月収:4〜5万円
・東日本大震災時に欧州から義援金があったが、震災1ヶ月後セルビアが欧
州最大の義援金を送ってくれた
・欧州の中でもっとも親日家が多い
・Jリーグ名古屋グランパスのピクシー(ストイコビッチ)の母国
・今後EU加盟を見据えての活動が活発
>持続的経済成長のために中小企業振興や観光の分野を支援
>EUの環境基準を達成するために、大気汚染・下水道整備を含む環境保全
活動を支援
・日本の支援
>黄色いバスの無償供与94台
(日本とセルビアの国旗が交差して「日本国民より」と印字されている
>セルビア最大規模の火力発電所にセルビア初の排煙脱硫装置を設置し大気
汚染物質の削減させる事業。(円借款 約282億円)(2021年運転開始)
>国家乳がん対策プログラム改善プロジェクト(技術の協力)
セルビアでは女性のがん患者の25%が乳がんで亡くなっている。先進国で
の乳がんの早期発見率は70%以上、早期発見により90%以上が治療できる
のに対し、セルビアでの早期発見は25%。セルビア全国で必要となる135台
のマンモグラフィのうち、無償資金協力で約30%にあたる39台のマンモグ
ラフィと周辺機器を供与。これにより、2015年より、がん対策の人材育成と
機器設備を通じて定期診断による早期発見を推進し、がんによる死亡率の
低下に貢献するための
・セルビアにおける日系企業の投資状況
>大手企業でいうと
伊藤忠、HI-LEX、矢崎総業、関西ペイント、パナソニック、前川製作所、
日本たばこ
・セルビアの経済状況など現地でいただいた資料より抜粋
<マクロ経済指標 / 優秀な労働力>
<競争力ある安いコスト / 11億人の消費者へ無関税アクセス>
<最適な地理的立地条件 / 給付金や奨励制度>
アジア地区では人件費が安く抑えられる国々へ生産工場をシフトし、高騰してきたら安い国へシフトし・・・という活動がありました。まさにヨーロッパ地区で同じようなことが起こっている感じです。欧州地区のマーケット用に製造されるアイテムの工場として人件費の安いセルビアが好まれ、しかもEUに加盟する事でで無関税のアクセスもできる。 セルビアという国の今後の将来性を感じました。
EU加盟が確実視された途端に現地の不動産物件価格もさらに高くなるのだろうな〜と思います。
そして実際に数日間滞在したのですが、住みやすくてセルビアの方々が親日家というのも肌で感じました。日本語学校もそんざいしており、日本文化に関するクイズ大会も開催されていたので観客席として参加させていただきました。
(以下一部写真⬇︎)
(クイズ大会中)
クイズ問題の中には万葉集についての問題があったりして、私の勉強不足感をみにしみて感じる場面もありました(汗)
他にも日本の生活の中で使われている、ゴハンをすくう道具の写真を見せて、名前を答える問題や、生活の中での日本語の使い方に関する問題といった日常生活の中で使われる内容が多かったので面白かったです★
びっくりしたのが、ゴジラの名前の由来についてもありました!
ゴジラは日本の文化にまで浸透している凄い映画だったんですね!!!!
そう考えると日本は、製造業・物作りといったことだけではなく、アニメという文化があるようにエンターテイメントの中でも十分に世界で戦っていけて、付加価値を付ける場所がたくさんあるのだな〜と今更ながらに実感しました。
安い人件費を求めての事業の繁栄ではなく、消費者に対して様々な付加価値の提供ができる可能性を大きく感じました。