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ロシアの廃棄物について③

ロシアの廃棄物について③
◼️目次
1.廃棄物の状況
2.これからの方針 ・・・・ 前回
3.個人的な感想、他情報など ⬅⬅⬅⬅ 今回

ロシアのモスクワへ訪問して気づいたことや感じたことを以下に箇条書きに残しておきます。
当たり前じゃん!と思われる方もいると思いますが、そうではない方もいますので、ここでは日本との違いを中心に当たり前的な部分も含めて記載していきます。

この気付きを共有するなかで他メンバーの方目線で何か別のことを感じ、その方が新たなビジネスを生み出すかもしれない。そうなってくれたら嬉しいです。

私は情報を共有することを大事にしたいと考えています。それは私自身が現地で見てきたこと得てきたことを1人で全て抱え込んでいても何も生まれないからです。
私は私ができることをやってこの場をよりよい場所にしていきます。
メンバーの方もこの場活用して、一緒によりよい場所にしていってくれたら嬉しいです★

※箇条書きで分かりにくい点などあったら連絡ください!
★廃’sMAN連絡先 ➡ hisman.info@gmail.com
  (連絡の際は、標題、企業名、お名前、連絡先、内容をお願い致します)
〜モスクワでの気づきと感じたこと、特徴など〜
1.カード社会(クレジットカード・デビットカード)
2.タクシーアプリ(Gett・Yandex.Taxi)
3.ロシア独特の天候のせいもあり、車両は汚れがすごい(汗)。 天候のせいで洗って
 も汚れが付きやすく、洗車せずに乗り回しているヒトが多い。ヒドイのはナンバ
 ープレートも見えないほど・・・。
4.SUV車両人気!
5.英語はほとんど通じない!(ホテルマンなどサービス業従事者はOK)
6.飲料容器➡日本よりもビンの使用がある
7.ムダに目立つ看板が少ない(景観がゴチャゴチャなってない)
8.建物は修繕して使い回しているものが多い
9.マクドナルド
  ➡プラストローは使用しているが、ビニール袋は使用してない(紙袋)
  ➡注文は大型スクリーンでのタッチパネルで注文で、持ち帰りも店内で同じよ
   うに注文して受け取り。対面での注文取りではないことや現金払い払いでな
   いこともあり、お客は多くてもオペレーションは意外とスムーズに動いてい
   る。
10.平均賃金:ロシア全体平均7万円位/月。モスクワ平均13万位/月。
11.実は、ロシア国内で100万人都市が15都市ある。各都市で人工は増加傾向。
  (モスクワ1,250万人、サンクトペテルブルク535万人。ちなみに東京都の人口は
  1,380万人)
12.他、現地訪問先からの資料情報を下に一部共有 ⬇⬇⬇⬇

■自動車販売市場は復調の傾向


■自動車販売台数各メーカー実績


■消費者の節約モードと新たなサービス展開状況
 ・消費者はコスパ重視の思考になっている傾向
 ・ユニクロは現在ロシアに33店舗展開中


■ロシアの外食産業のトレンド
 ・ロシア人旅行者は温暖な国への旅行が多い。またアジア料理の認知者が増えた影響もありアジアン・フードのチェーン店が国内で増えている。
 ・丸亀製麺はモスクワに6店舗あり、実際に食べに行ってみた感想としては甘めでロシア人向けの味付けで展開している。また、牛丼チェーンの松屋が3月からロシアへ初出店。


■2024年までの国家目標


■ロシア国内のビジネス環境は改善傾向


■ロシア国内の地方のビジネス環境改善を各地区競争で促進

■ロシア国内では東方シフトの経済政策
 ・ハバロフスク地区では農業事業を日本企業と協業して取り組み。またサハリン州では同様に日本企業と温泉施設も取り組み中。


■ロシアの中小企業振興政策


■ロシアのデジタル経済政策


■最近の日系企業進出事例
 ・宅配サービスの需要影響もあり、自動車業界の生産能力の強化傾向


実際にロシアへ訪問し現地で見て聞いて感じた中では、自国で不足している部分に関しては、各諸国の技術を迎え入れて向上していっているのを身にしみて感じた。

またキャッシュレスは日本よりも断然に進んでいて、100万人都市が15都市も存在し、しかもモスクワは東京都と同じ位の1,250万人の人口をもつ。(面積も東京都2,200k㎡に対してモスクワは2,500k㎡と大きく変わらない)

タクシーもアプリ活用が進んでたりフードデリバリーも盛んに利用されていることもあったりと、ITを活用したサービスの浸透にスピードを感じた。また上記にも書いたように、海外企業の参入に対して前向きに迎え入れる方針をとっているのでこれからの動きには面白みを感じる。

廃棄物に関しては、国を上げて取り組みをしていることや海外企業と協業した取り組みが盛んなことからも、ここ数年で大きく変わってくるものと考えられる。
ただし、これまで事細かな分別をする習慣がなかったことからも、中国やアジア地区で行われていた廃プラの手選別をする産業が生まれてマテリアルリサイクルが盛んになるよりも、焼却によるエネルギー事業など大掛かりな処理対応が大きく進むと思われる。

しかし目線を変えると、これまでの習慣がこうだったからこそここにビジネスチャンスがあるのかもしれない。ゴミとなってしまっている現在、不法埋め立てが多い現在、焼却処理とはまた別のひと手間をかけることで付加価値を生み出すことができる環境ビジネスがあるかもしれない。

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