「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」 名古屋市美術館
2021年4月10日(土)~6月6日(日)で開催されています。
印象派の絵が好きな方にはおすすめです。
なぜなら、印象派の画家たちが活躍するまでの歴史について、絵を通じて学ぶことができるからです。
その絵の人物がタイトルにもあるコローさんです。
19世紀のフランスの田舎の風景画を描いている作家さんです。
この時代は、鉄道が通り出して、画家が各地に簡単に出向くことができるようになったことから、それまでのアトリエで描くから外で風景画を描くスタイルに変化が起きていたようです。
風景画といっても、少し宗教色があるような作品が多い気がしました。また、正直なところ「この風景画凄い!!」とはなりませんが、筆のタッチ、光の描写などは、後の印象派に通じるものがありますね。
印象派の歴史についてですが、戸外で出て自由に風景画を描く作品がアカデミーに認められず落選していたので、その落選した方々が集まって印象派というジャンルが生まれたというのが、印象派の起源というのは初めて知りました。
私の好きなモネの作品「べリールの岩礁」も見れて感動しました!色の使い方と筆のタッチが素敵すぎます。
コロナになっても美術館は変わらず見ることができて良いですね。
ただ、作品の説明文を早く電子化して欲しいです。
テーマの説明は、ビジュアルを意識して入り口に飾ってあってもいいのですが、一つ一つの作品の説明文は電子化の方が読みやすいと思うんですよね。スペースも取らずに絵だけ飾ることができますし。
次はバンクシー展を見に行きたいと思います。